今回は、「仕事中にイライラしてしまう人には、アンガーマネジメントがオススメ」というテーマでお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 仕事中にイライラしてしまう人
- イライラが抑えきれない人
日々、イライラしてしまうことってありますよね。
仕事中なら、いつもより、ナーバスになっているので、イライラしやすいです。
しかし、イライラは、他人によくない影響を与えますし、自分にとってもよくないことばかりです。
そのため、仕事中のイライラとのうまい付き合い方をこの記事でお話ししていきます。
イライラについて理解しよう
まずは、イライラについて理解を深めていきましょう。
イライラは、何かの二次感情であるということ
イライラとは、何らかの二次感情だということです。
つまり、イライラとは、最初に来る感情ではないのです。
「不安」や「つらさ」のような一次感情が爆発したときに、「イライラ」が出てきてしまうのです。
まずは、自分のイライラの原因を知る必要がありそうですね。
イライラとは「他人への期待」
仕事中にイライラをしてしまいますが、多くの場合が「他人への期待」から来るものです。
こんな風にイライラしたことはありませんか?
これは完全に他人に期待しているのです。
だから、期待を裏切られると、イライラしてしまうのです。
イライラは他人にも伝染するということ
また、イライラは他人にも伝染してしまいます。
上司がイライラしていると、職場の雰囲気が悪くなり、自分までイライラしてしまう経験がありませんか?
このようにイライラは他人に伝わり、伝染してしまうのです。
自分がイライラしていると、周りにも伝染してしまい、衝突の原因になってしまいます。
イライラした時の対処法
イライラをすることはしょうがないことです。
感情を完全に制御することはほぼ無理です。
しかし、イライラするたびに、態度に出たり、他人に当たっていては、人間関係がうまくいきません。
そのため、イライラした時の対処法を覚えておきましょう。
まずは、「6秒間我慢しよう」
イライラしてしまった時は、6秒間我慢しましょう。
なぜかというと、イライラなどの衝動は6秒間すれば、治ると言われています。
そのため、衝動に任せて行動する前に、「6秒間」我慢するようにしましょう。
意外と6秒は短いようで長いです。
イライラしている時であれば、なお長く感じます。
その時は、頭で6秒間数えるのがオススメです。
イライラの原因と距離を置こう
イライラするということは、何かしら原因があります。
それは、物や音である場合もあれば、人である場合もあります。
イライラの原因とずっと一緒にいることで、イライラが治らなくなってしまいます。
その時は、まずイライラの原因と距離を取るようにしましょう。
職場がイライラの原因であれば、職場を出て休憩するのが良いでしょう!
そして、6秒間我慢することで、イライラの衝動も治ります。
作り笑いをしよう
もちろん、イライラしているときに、「作り笑い」をするのは、難しいことです。
しかし、作り笑いには、イライラを抑制する効果があります。
作り笑いをすることで、脳が勝手に「今楽しいことをしている」と誤解をします。
それにより、セロトニンが分泌され、前向きな気分にしてくれます。
私もよく作り笑いの練習をしているのですが、練習の後は、なぜか前向きな気分になっていることが多いです。
イライラしづらい思考になろう
イライラすることは、自分にも周りにもよくないことはわかりましたよね。
次に、イライラしづらい思考を持つことが重要になります。
みなさんにはイライラしづらい思考をぜひ身につけて欲しいです。
他人に期待しない
まず、他人に期待しないようにしましょう。
当然ですが、他人は自分ではありません。
そのため、他人は自分の想定外のことをします。
例えば、「挨拶をしない」や「簡単なことができない」
しかし、これらは、「習慣や能力の違い」から来るものです。
挨拶をする習慣がない人に「挨拶をしろ!!」と言っても無駄です。
また、人間には得意・不得意があるので、自分が簡単に思う仕事でも他人には難しい場合があります。
よって、期待通りに働かなくても怒らないようにしましょう!
他人と価値観が違うのは当たり前
当たり前ですが、自分と他人では価値観が異なる場合があります。
しかし、価値観の違いで、イライラしてしまうことが多くあります。
曖昧なことでは、価値観の違いにより、衝突してしまうことがあります。
例えば、このようなときに価値観の違いが起こります。
2通りのサイトデザインがあり、どちらにしようか迷っているときに、価値観の違いが起こります。
サイトデザインに正解はありませんので、個人的な好みが判断基準になってしまいます。
正解がないからこそ、価値観の違いが起こり衝突してしまうのです。
価値観に正解はありませんので、どちらが正しいと議論するよりも、相手を尊重し合うほうが良いでしょう!
よって、「自分は自分」、「他人は他人」と思ったほうが良いでしょう。
ありのままの自分を受け入れよう
自分の不出来から、イライラしてしまうこともありますよね。
「なんで自分はこんなにできないんだ!!」
「本当はもっとできるはずなんだ!!」
これらのことで悩んでしまうことがあると思います。
しかし、自分は周りとは違います。
自分に向いていることもあれば、向いていないこともあります。
できないことがあったら、「向いていなかったんだな!」と思って開き直りましょう。
自分を責めることに意味はありません。
自分の能力を受け入れて、「向いていること」を探すことが自分のためにもなります。