今回は、「転勤族の妻にオススメの仕事・働き方を紹介します」というテーマでお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 転勤族の夫を持つ妻
- 夫の転勤によって、仕事を辞めなければいけない人
最近では、働き方も変わってきており、女性の社会進出が加速しています。
それに伴い、ちゃんとしたキャリアプランを考える女性が増えているのは間違いありません。
しかし、結婚をした相手が転勤族だった場合は、女性の働き方に支障をきたすことがあります。
もちろん、好きな人と結婚するのは素晴らしいことです。ただ、夫の転勤によって、思い描いたキャリアプランが崩壊することは、よくないことです。
そのため、この記事では、女性が思い描いたキャリアに進むための手助けになる情報をお届けいたします。
目次
仕事の問題・解決策
まず、仕事に関する問題を挙げていき、その後に解決策を提案します。
仕事面の問題
女性の社会進出が顕著になり、正社員として働く女性は増えてきています。しかし、夫の転勤によって、妻の仕事に問題が生じるのは間違いないでしょう。
具体的には、以下のような問題が挙げられます。
- 正社員ではいられなくなる
- 長く勤められないため、転職難易度が上がる
- キャリアプランが描きにくい
それでは、それぞれ説明していきます。
正社員ではいられなくなる
夫の転勤により、引越しをしなくてはいけなくなります。その場合、妻も一緒に引っ越すケースが多いみたいです。そのため、妻は仕事を続けられなくなります。
実際に、約8割の女性が、夫の転勤についていくみたいです。もちろん、子どもがいる場合は、単身赴任することもありますが、家族みんなで引っ越すことが多いです。
せっかく、努力して正社員になっても夫の転勤で辞めざるを得ないのは残念ですよね。
長く勤められないため、転職難易度が上がる
また、引越し先で、正社員になるために転職を試みても、難易度が上がってしまうので、転職を成功する人は少ないです。
なぜ転職難易度が上がってしまうかというと、「夫が転勤族であるため、長く勤められない」と思われてしまうからです。
もちろん、特別な資格や需要のある仕事を経験している人は、転職は難しく無いと思います。しかし、そんな人たちばかりではないため、困っている人は多いでしょう。
キャリアプランが描きにくい
そして、住む場所が固定されていないため、キャリアプランを描きにくくなります。
正社員になって出世を狙うにしても、夫の転勤で引越しを余儀なくされるため、会社から離れてしまい、思ったキャリアに進むことは難しいでしょう。
仕事面の解決策
夫の転勤によって、生じる問題の解決策を考案しました。
具体的には、こんな感じです。
- 「退職」ではなく「休職」扱いにする
- 転勤先の支社・営業所に異動願いを申請する
- フリーランスとして働く
「退職」ではなく「休職」扱いにする
どうしても、正社員として働きたい場合は、一度「休職」扱いにしてもらうのが得策です。夫の転勤が一時的なものならば、半年くらい「休職」をとって、帰ってきた段階で仕事に復帰すれば、会社を辞める必要がなくなります。
会社側も社員に辞めて欲しくないため、前向きに検討してくれるはずです。
しかし、会社側の協力がなければ実現しないため、絶対に実現する保証はないです。
転勤先の支所・営業所に異動願いを申請する
妻の勤め先が、全国各地に支社があるような大企業だった場合は、異動願いを申請することをオススメします。
つまり、夫が転勤する場所に異動届を出して、引越し先でも同じ会社で働くということです。
これはかなりわがままな方法なので、成功率は低いですが、申請してみるのもアリでしょう。もし、会社にとって、あなたが重要な人物だった場合は、申請が通る可能性があります。
フリーランスとして働く
私が一番オススメする解決策です。
フリーランスになれば、会社や住む場所に関係なく、働けるので、キャリアプランが立ちやすいです。
また、子育てや2度目の夫の転勤があっても、フリーランスでしたら、働き方が自由なので対応可能です。
しかし、フリーランスになりたての頃は、依頼の単価が低いため、会社員のように稼ぐことは難しいですが、依頼者と信頼関係を築ければ、コスパよく稼ぐことができます。
生活面での問題・解決策
また、生活面での問題もありますので、解決策と一緒に説明していきます。
生活面での問題
生活面での問題は以下のようなことがあります。
- コミュニティの変化により、孤独感が出てくる
- 相談できる相手がいなくなってしまう
見知らぬ土地に引っ越すということは、思っているよりもストレスのかかるものです。
それによって生じる問題をひとつずつ解説していきます。
コミュニティの変化により、孤独に感じる
まず、住む場所が変わることによって、知り合いがいなくなるわけですから、孤独に感じることがあります。
また、周りの景色や買い物に行く場所など、新しい光景が広がっているので、不安になることもあるでしょう。
夫がケアをしていても、夫が仕事をしている時は、1人なので根本的な解決にはならないでしょう。
相談できる相手がいなくなってしまう
また、相談できる相手がいなくなってしまうので、心の支えが少なくなってしまいます。
家庭内の構成は変わりませんが、友達や親・親戚が周りからいなくなってしまうことで、相談相手が夫だけになってしまいます。
もしも、夫についての相談をしたい場合は、誰も相談できる相手がいないので、辛い気持ちになるでしょう。
生活面での解決
これらの生活面での問題を解決するためには、以下のような方法が効果的です。
- クラブや習い事を始める
- 地域イベントに参加する
まずは、孤独な環境から抜け出すことを先決に考えましょう。
クラブや習い事を始める
余程田舎ではない限り、街に出れば、クラブや習い事ができる場所があるはずです。
なので、クラブや習い事を始めて見ると良いでしょう。そうすることで、孤独な環境から抜け出せます。また、仲の良い友達を見つけられるので、困った時に助けてくれる人が見つかるかもしれません。
お金がかかるので、少しネックですが、だいたいの習い事は1万円以内で収まるので、余裕があったら、始めてみると良いでしょう。
地域イベントに参加する
また、住む場所の近くにイベントがあったら、積極的に参加してみるのも良いでしょう。
だいたい地域イベントに参加しているのは、近隣住民なので、御近所さんと仲良くなるチャンスでもあります。
しかし、経験上仲良くなりすぎると、面倒なことがあるので、程々の距離感がベストです。
フリーランスになり、在宅勤務をしよう
先ほどもフリーランスになることをオススメしましたが、少し詳しく解説していきます。
特別な資格がある人以外は、以下のような仕事をフリーランスとして始めてみると良いでしょう。
項目名 | 説明文 |
---|---|
ウェブライティング | 文章をライティングすることで、お金を稼ぐ職業です。 単価は、1文字1円が相場です。 難易度が低い分、大きく稼ぐことは期待できません。 |
ウェブエンジニア | コーポレートサイトやランディングページをコーディングすることで、お金を稼ぐ職業です。 だいたい1案件1万円〜10万円です。 プログラミング言語を習得しなければ、仕事ができないため、難易度は高めですが、1ヶ月で40万円〜80万円も稼ぐことができます。 |
それぞれでメリット・デメリットがあります。
まずは、「ウェブライティング」から始めて、フリーランスとしての働き方に慣れることに専念しましょう。
その後に、ウェブエンジニアの勉強をして、自信がついたら、「ウェブエンジニア」として案件をとりにいきましょう。
転勤後の手続きを済ませよう
また、転勤をする際に、面倒臭い手続きも同時に発生するために、合わせて紹介します。
住所変更
まずは、住所変更をしなければなりません。しかし、役所に転入届を出すだけではありません。
やるべき手続きは、以下の通りです。
- 転入届・・・転勤場所の役所で手続きをする。
- 運転免許証の住所変更・・・警察署または運転免許センター
ライフライン
また、ライフラインの手続きもあります。
一般家庭なら、以下の手続きを済ませれば良いでしょう。
- 電気・ガス・水道の手続き
- 固定電話登録・インターネット接続
子供がいる場合
そして、子供いる場合は、以下のような手続きを行う必要があります。
- 母子手帳の変更・・・転勤場所の役所で手続きをする。
- 児童手当の手続き・・・転勤場所の役所で手続きをする。
以上が、転勤に伴う手続きです。
夫とコミュニケーションを頻繁にしましょう。
これまでのことは、自分1人で解決する方法を紹介してきました。
しかし、根本的な原因の解決には、なっていないと思います。なぜなら、多くの女性が夫の転勤を快く思っていないからです。
なので、まずは夫と今後の人生について、じっくり話し合ってみてください。
話し合う内容は、以下の通りです。
- 今の会社に居続けるのか?転勤なしの会社に転職するのか?
- 持ち家を持つ場合は、いつどこに住むつもりなのか?
- 夫婦が理想とするキャリアプランを実現できる方法はないのか?
その他、気になることがあれば、話し合うと良いでしょう。
一番良くないのは、不満に思っていることを我慢することです。我慢はいずれ爆発します。なので、頃合いをみて、良いタイミングで話し合って、お互いが納得する解決策を考えてみてください。
少しでもあなたの理想の人生に近づくことを願っています。