今回は、在宅勤務のメリットとデメリットについて紹介します。
この記事はこのような人に見て欲しいです。
- 在宅勤務をしてみたいが不安な人
- 在宅勤務のメリットがわからない人
まずは、在宅勤務とは何かについて説明します。
在宅勤務とは、「会社に属しながら、自宅で仕事をする勤務体系」を指します。
つまり、会社員なのに、自宅で仕事できるということです。
目次
在宅勤務のメリット
通勤時間をカットできる
自宅で仕事ができるので、通勤時間を削減できます。
朝早くから満員電車に乗って、行きたくもない会社に行く必要がないのです。
夢のような勤務体系ですよね!!
通勤時間が1時間の場合は、1日で往復2時間も使うことになります。
その2時間を自由に使えるとしたら、最高だと思いませんか?
雑務をやらなくて済むので、業務に集中できる
会社にいると、何かと雑務を任されることが多いと思います。
特に若手は1日に何回も頼まれるので、本来の業務に集中できないことがあります。
しかし、在宅勤務なら、わざわざ雑務を任されることはないので、業務に集中することができます。
なので、仕事も早く終わるし、ストレスも軽減できます!!
ストレス軽減
会社で働いていると、人間関係で疲れてストレスが溜まりますよね・・・
また、周りに人がいると、監視されている気分になって、嫌な気持ちになることもあります。
しかし、在宅勤務なら、これらのストレスがなくなるのです。
上司の雑談に付き合う必要もありませんし、嫌味を言われることもないです。
メリハリを付けられる
昼にジョギングしたり、仮眠をとったりした方が、メリハリがつくので、仕事を早く終わらせることができると思ったことはありませんか?
しかし、会社で働いていると、ジョギングすることも仮眠をとることもできないです。
なぜなら、周りの目や規則などにより、制限されるからです。
在宅勤務なら、昼にジョギングしたり、仮眠を取ったりした後に、働くことも可能なので、仕事の生産性も上がります。
メリハリをつけることで、仕事が早く終わらせることができます!!
在宅勤務のデメリット
在宅勤務のメリットを紹介しましたが、それだけではありません。
次に、デメリットについても紹介します。
公私混同しやすい
自宅で仕事をしているので、どうしても公私混同しやすくなります。
自宅に、ゲームやテレビがあると、仕事をせずに遊んでしまうこともあるでしょう。
自分を律することができる人ならいいですが、自分に甘い人は仕事に集中できなくなります。
そのため、自分に甘い人は在宅勤務に向いていないでしょう。
コミュニケーションをとりにくい
在宅勤務の場合、周りに同僚がいないので、コミュニケーションがとりにくいです。
わからないことを聞きたい時や直接会って話した方が早い場合は、在宅勤務が不便に感じるでしょう。
もちろん、電話やメールでもコミュニケーションは取れますが、フットワークが重くなりますし、相手が不在の場合は返事が遅くなります。
わからないことが多い若手社員は、あまり在宅勤務に向いていないかもしれません。
セキュリティー事故が起きやすい
会社で働いていてもセキュリティー事故は起きますが、在宅の場合も同様に起きる可能性があります。
セキュリティー事故はこのようなことをいいます。
- 社員証の紛失
- 社外秘情報の流出
- 個人情報の流出
特に在宅勤務の場合は、情報の流出のリスクが高くなるでしょう。
情報を社外に持ち出すわけですから、流出のリスクが高くなるのは当然でしょう。
この問題については、セキュリティー対策と社員の情報リテラシーが重要になってきます。
在宅勤務をする社員には、セキュリティーの研修を受けさせるのも1つの手段かもしれませんね。
在宅勤務しやすい仕事
在宅勤務に適している仕事は以下の通りです。
- プログラマー
- ライター
- デザイナー
これらの仕事に共通しているのは、場所を選ばずに、個人で働けるという点です。
それぞれ見ていきましょう!
プログラマー
設備さえ整っていれば、プログラマーの在宅勤務は可能です。
対面でのコミュニケーションを必要としないため、在宅勤務に向いているといえます。
もちろん、セキュリティー事故に気をつける必要はあります。
そのため、情報リテラシーの高い人にオススメします。
ライター
ライターの関しても、同様に対面でのコミュニケーションを必要としないため、在宅勤務に向いています。
メールや電話のやり取りで、ほとんど完結できるでしょう。
また、場所を選ばないので、会社で働く必要もないわけです。
ライターの仕事をしている人は、可能であれば在宅勤務をするべきでしょう。
通勤時間を自由時間に使えますし、人間関係でのストレスもかからないので、オススメです。
デザイナー
デザイナーに関しても、個人で働いた方が効率が良く、対人コミュニケーションを必要としないため、在宅勤務に向いています。
もし、話し合いが必要であれば、スカイプなどの通話アプリで話せば問題解決です。
毎朝、会社に行くたびに憂鬱な気分になるくらいなら、在宅勤務を申し出た方が良いです。
在宅勤務しにくい仕事
逆に、在宅勤務に向いていない仕事も存在します。
その特徴は以下の通りです。
- 対人コミュニケーション自体に価値がある仕事
- チームで働く仕事
- 重要な情報を扱う仕事
営業職
まずは、対人コミュニケーション自体に価値がある仕事の代表例として、「営業職」が挙げられます。
営業は、お客さんとの信頼関係で成り立っています。
なので、対人でちゃんと話すことに価値があるので、在宅勤務には向きません。
もちろん、効率だけを重視して、在宅で、メールや電話だけで営業することも可能だと思います。
しかし、その方法では契約は取れないでしょう。
取り扱っている商品が高価であれば、なお難易度が増すでしょう。
そのため、営業職は、在宅には向かないのです。
大規模プロジェクトのSE
ここでは、大規模のみを例にあげました。
なぜかというと、チームで働いた方が効率が良いからです。
しかし、良いチームを作るためには、1つの場所に集めて、フットワークを軽くする必要があるので、在宅勤務には向きません。
もちろん、小規模プロジェクトのSEでしたら、在宅勤務で、メールや電話で対応可能だと思います。
しかし、大規模になってくると、お客さんや協力会社や同僚などと頻繁にコミュニケーションを取る必要があります。
そのため、会社で働くことが最適でしょう。
事務職
重要な情報を扱う仕事として、事務職を挙げます。
なぜかというと、会社の重要な情報を取り扱う機会があるため、在宅勤務ですと、情報漏洩などの事故が起こる可能性があるからです。
なので、会社で働く方がリスクが少なくて済みます。
もちろん、インフラが整っていれば、事務職でも在宅勤務は可能ですが、個人情報の取り扱いに厳しい企業の場合、在宅勤務の許可は出ないでしょう。
在宅勤務を積極的にしよう
今在籍している会社が、在宅勤務OKならば、積極的に在宅勤務をしましょう。
在宅勤務をすることで得られるメリットはたくさんあります。
- 通勤時間短縮
- 人間関係でのストレス軽減
- 業務に集中できる
良いことばかりです。
私も今在宅で仕事をしていますが、余計なストレスを抱えずに済んでいます。
また、精神的にも余裕が出てきたので、趣味や自己研鑽に充てられるようになり、充実した日々を送っています。
余裕がないと、どうしても視野が狭くなって、チャンスを逃している場合があります。
自分のためにも、良い環境づくりは必須です。
ぜひ、在宅勤務を試してみてください。