今回は、「才能の正体は集中力である」というテーマでお話ししていきます。
まず、大前提として認識して欲しいのが、ここで言う才能は「勉強」や「ビジネス」の才能です。
「スポーツ」や「芸能」の才能ではないので、ご了承ください!また、これは私が立てた仮説なので、雑談程度に聞いてください。
この記事は、このような人に見て欲しいです。
- 自分には才能がないと思っている人
- 才能の正体がわからない人
本題に移ります!!才能の正体とは、「集中力」であると言いました。
まずそのことについて、説明します。
才能の正体が「集中力」であると思う理由
勉強やビジネスにおいて、生まれながらの才能はない
そもそも、「勉強」や「ビジネス」において、生まれながらの才能はあるんでしょうか?
自分はないと思っています。
なぜなら、「勉強」も「ビジネス」も誰もが1から学んでいくことであり、アドバンテージなど存在しないはずです。しかし、現実を見ると、勉強においても、ビジネスにおいても、明確な実力の差がありますよね。
しかも、同じ努力量をしているのに、できる人とできない人で分かれてしまっています。
「それはなぜなのか?」
「答えは、集中力の差です。」
勉強を例に挙げて説明していきます。
同じ塾で同じ時間勉強した2人がいたとしましょう。
2人の間でも、1時間あたりに解いた問題数に差が出ると思います。
「なぜ解いた問題数に差が出るのか?」
「何度も言いますが、集中力の差です。」
解いた問題数の量に応じて、テストの点数は上がりますよね。
もちろん、「問題を解くスピード」がそもそも違うという意見があると思います。しかし、本気で集中している人同士であれば、そんなにスピードに差はつきません。なので、集中力の差が原因ではないかと考えています!
そして、集中力は生まれながらの才能ではないですよね。
なので、「勉強」や「ビジネス」において、生まれながらの才能はないのです。
頭の良い親からは子どもも頭が良いは勘違い
よく耳にする言い訳でこんな意見があります。
「俺が頭悪いのは親のせいだ!!」
しかし、それは完全に勘違いです。
脳医学者の瀧靖之さんの研究ではこのようなことが言われています。
「脳の発達過程を踏まえると頭の良し悪しが、生まれてくる子どもに影響は与えない」
つまり、親の頭の良し悪しは子どもの良し悪しとは関係がないということになります。
でも、「頭良い親から頭の良い子どもが多いのはなぜなのか?」と疑問に思ったことはありませんか?
おそらく、頭の良い親の方が、勉強できる環境を整えるのがうまいのだと思います。
それによって、子どもは勉強に「集中」できるため、他の子どもとさができるのだと考えます。
「ビジネス」において、家柄やコネクションという例外はある
先ほどは、「勉強」や「ビジネス」において、生まれながらの才能はないと言いましたが、もちろん例外もあります。
それが「家柄」や「親族のコネクション」です!!
これは、完全に生まれながらに、持つ者と持たざる者で分けられます。
家柄の違い
ビジネスにおいて、裕福な家庭に生まれてくるだけで、大きなアドバンテージになります。
それには以下のような理由があります。
- 資金を援助してくれれば、ビジネスの幅が広がるから
- アルバイトなど無駄な努力をしなくて済むから
実家が裕福というだけで、多くの恩恵を受けることができます。
もちろん、実家が裕福ならば、ビジネスが成功するわけではありませんが、絶対的に有利です。
親族のコネクション
親・親戚に良いコネクションがいる場合も、大きなアドバンテージを得られます。
それには以下のような理由があります。
- ビジネスのノウハウを教えてもらえるから
- 周りからの信頼が得られやすくなるため、仕事が受注しやすくなるから
親・親戚に良いコネクションがあると、自分のビジネスを成長させやすくなります。
また、すでに親族に成功者がいる場合は、その方法を教えてもらえるので、成功する確率が大幅に上がります。
「スポーツ」は例外はある
また、「スポーツ」は『才能=集中力』という考え方の例外です。スポーツは個人の努力も必要ですが、フィジカルも相当重要になってきます。
そして、フィジカルは努力よりも生まれ持った才能に左右されるので、「スポーツ」が例外なのです。
もちろん、食事や日常生活を改善すれば、多少は効果が出ますが、遺伝が大きく影響します。
なので、フィジカルは生まれ持った才能です・・・
集中力の特性を理解しよう
集中力の特性は3つあると思っています。
それは、「早さ・長さ・深さ」です。
それぞれについて、説明していきます。
集中の早さ
集中の早さとは、「集中するまでの早さ」のことを言います。もちろん、早く集中する人の方が優秀です。
つまり、寝起きですぐ集中できれば最強ですよね(笑)
しかし、みんながそういうわけではないと思います。
何らかのルーティンをしなければ集中できない人もいますし、勉強する前にゲームをしてしまう人もいます。
集中が早いだけで、他の人と相当差をつけることができるのです。
集中の長さ
集中の長さとは、「集中してから集中が途切れるまでの時間」を指します。
その時間が長ければ長いほど優秀です。
勉強をずっと集中できたら、相当強いですからね。
好きなことをしていれば、集中の長さは長くなる傾向にありますし、嫌いなことをやっていれば集中が短くなる傾向にあります。
勉強を長く集中したければ、勉強を好きになることが近道かもしれませんね。
集中の深さ
最後に集中の深さについて説明します。
しかし、集中の深さはイメージつきませんよね。
ここで言っている集中の深さとは、「どれだけ集中しているか」を指します。
例を挙げて説明します。
集中の深い状態とは、勉強にとても集中している状態であり、「周りの物音」」などが気にならない状態を指します。
集中が浅い状態とは、勉強にあまり集中できていない状態であり、「周りの物音」が気になってしまう状態を指します。
まとめ
今回は、「集中力=才能」であるというお話をしました。
みなさんは納得していただけましたか?
もちろん、賛否両論あると思っており、この考え方が正しいとは思っていません。
しかし、全てのことを生まれ持った才能の違いと決めつけるのも、また良くないと思います。
そして、集中の特性についてもお話ししていきました。
「早さ・長さ・深さ」でしたね。
この3つの特性を意識して作業すると、少しは作業が捗るかもしれません!
ぜひ意識してみてください。