今回は、「第二新卒でも必要書類は提出するのか?」と言うテーマでお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 第二新卒でも必要書類を準備するべきか知りたい人
- 準備するべき書類が何か知りたい人
「第二新卒でも必要書類を準備するべきか?」と言う質問について、まずは答えていきます。
結論としては、「準備するべきです。」
もちろん、新卒での就職とは異なり、全ての会社が対象というわけではないです。しかし、必要書類の提出を求める会社があるのも事実なので、準備するべきです。
準備するべき必要書類はこちらです。
- 卒業証明書
- 成績証明書
- 履歴書
これらの書類を準備すれば良いでしょう。
そもそも、なぜこれらの書類が必要になるかを説明していきます。
目次
必要書類を提出する目的
必要書類を提出する目的として、以下の目的があります。
- 学歴に嘘偽りがないかを確認するため
- 学習意欲があるかを確認するため
- 前職で行なっていた仕事について知りたいため
それぞれ説明していきます。
学歴に嘘偽りがないかを確認するため
卒業証明書を提出する目的は、「学歴に嘘偽りがないか」を確認するためです。
転職活動では、学歴が高いほど有利です。そのため、学歴を詐称するリスクがあるので、卒業証明書で学歴を確認しているのです。
もちろん、履歴書にも学歴を記載しますが、それでは学歴の証明にはなりません。そのため、卒業証明書を提出する必要があるのです。
学習意欲があるかを確認するため
成績証明書を提出する目的は、「学習意欲があるか」を確認するためです。
成績証明書では、学生生活でどれだけ真面目に学習していたかを証明する書類です。そのため、学習意欲が高い人材を採用したい会社は、成績証明書を重視する場合があります。銀行や商社は、成績を重視する傾向にあるみたいです。
もちろん、学生時代の成績なので、第二新卒での転職では、あまり気にすることはないです。
前職で行なっていた仕事について知りたいため
履歴書を提出する目的は、「前職で行っていた仕事」を知りたいためです。
どこの会社で何をしていたかを知ることで、どれくらいの能力があるのかが判断できます。そのため、履歴書の提出は必要になります。
また、資格やその他アピールポイントも記載されているので、転職者のポテンシャルも知ることができます。第二新卒の転職ではポテンシャルを重視する会社が多いので、とても大切です。
卒業証明書や成績証明書を入手する方法
新卒の場合は、卒業証明書や成績証明書が手元にすぐ出せる状態にあると思います。
しかし、一度学校を卒業して就職した人の場合、卒業証明書や成績証明書を無くしてしまったり、保管した場所を忘れてしまったりしていることがありますよね。
そのため、卒業証明書や成績証明書を入手する方法を紹介します。
- 大学に行き書類をもらう
- 郵送してもらう
それぞれ説明していきます。
大学に行き書類をもらう
直接大学に行き、書類をもらう方法があります。
教務課の窓口で申請し、書類を発行してもらうことが一般的になっています。また、私の出身大学では、機械で発行することもできるので、人と話さなくても大丈夫です。
実際の書類を受け取るのが後日になる場合もあるので、その時は郵送でお願いしましょう。
郵送してもらう
出身大学が遠くて直接出向くことができない人もいますよね。その時は、郵送で依頼しましょう!
一般的な手順について、説明します。
1.大学所定の申請書に希望日や申請書類を記載する。
2.申請書、本人確認できる書類、返送分の切手を入れて、指定の窓口に郵送する。(必要であれば、発行手数料も同封する)
3.1週間ほどで自宅に必要書類が郵送されてくる
不安な方は、大学のホームページに申請方法があるので、参考にしてみてください。
学歴や職歴の詐称が判明した場合
一般的に学歴が良い方が、転職に有利と言われています。それは紛れもない事実です。しかし、学歴詐称を行ってしまうと、取り返しのつかないことが起きます。
具体的には以下のようなリスクがあります。
- 減給や降格、最悪の場合、解雇や損害賠償請求をされる恐れがある
- その会社に居づらくなる
- 次の転職活動で不利になってしまう
減給や降格はもちろん、解雇や損害賠償を請求されてしまうので、注意してください。
また、そのようなことが発覚した場合、辞めさせられることがなくても、会社には居づらくなってしまうので、結局辞めることになるでしょう。
そして、会社を辞めて転職活動をしても、その事実はなくならないので、採用されにくくなるのは間違い無いです。
そのため、学歴や職歴の詐称は止めましょう!
履歴書を提出する際の注意点
最後に、履歴書を提出する際の注意点についてお話しします。
- 履歴書に貼る写真の裏に名前を書く
- 誤字脱字をチェックする
- 空欄が目立っていないか確認する
履歴書の見栄えの話になってしまいますが、正直とても重要です。そういった細かな気配りができるかできないかは採用に大きく影響するでしょう。
そのため、以上3つのことに注意しましょう。
履歴書に貼る写真の裏に名前を書く
履歴書に貼る写真の裏に名前を書くことはとても大切です。なぜなら、履歴書に貼っている写真は剥がれやすいからです。
写真が剥がれた状態では、写真と名前を一致することは不可能です。そのため、写真にも名前を書いておくことで、写真と名前を一致できるようにします。
誤字脱字をチェックする
誤字脱字は誰にでもあることなので、しょうがないです。しかし、1つの履歴書に複数の誤字脱字がある場合、「ミスをチェックしなかったのか」と判断されてしまいます。
そのため、提出する前に、誤字脱字のチェックを徹底しましょう。
空欄が目立っていないか確認する
履歴書に空欄が目立っていないかを確認しましょう。
これについては、完全に見栄えの問題です。しかし、採用に関わることなので、注意しましょう。
・文字が埋まっている履歴書:志望度が高そう。
・空欄が目立つ履歴書:志望度低そう。
もちろん、文章の内容もとても大切です。しかし、採用担当者も人間なので、印象によって評価も変わってしまいます。
できるだけ、印象は良い方がいいですよね。