第二新卒でも看護師の転職は可能なのか?【全然問題なし!】

第二新卒看護師

今回は、「第二新卒でも看護師の転職は可能なのか?」というテーマでお話ししていきます。

この記事は、このような人に読んで欲しいです。

・第二新卒でも看護師として転職できるか不安な人
・経験が少ない看護師でも転職できるのか知りたい人

看護師は安定していて待遇も良いですが、夜勤や力仕事が多いので、大変な職場であることは間違い無いです。また、看護師の職場は女性社会であり、人間関係が原因で転職したいという人も多いでしょう。

しかし、看護師の転職求人には、業務経験3年以上などが多いため、第二新卒で転職できるか不安ですよね。

安心してください!第二新卒(社会人3年目以内)でも転職できます

この記事では、第二新卒でも看護師として転職する方法を紹介します。

転職を考える理由

実際に、看護師1年目〜3年目までの新人が離職する割合は1割程度であり、そこまで多くありません。とはいえ、辞めてしまう理由はあることは事実です。

[box05 title=”転職を考える理由”] ・就職後のギャップ
・精神的負担
・身体的負担
・人間関係の悪化
[/box05]

就職後のギャップ

看護学校で身につけた技術を現場で発揮できずに、やりがいを感じられない人がいます。また、思っていたよりも泥臭い作業ばかりだったなどと言った意見もあります。

看護師への思い入れが強い人ほど、就職後のギャップで離職してしまう傾向にあるのだそうです。

しっかり、看護師のリアルをリサーチして、職場見学も積極的に行きましょう。

精神的負担

看護師は患者の命を預かる仕事であり、その重圧に耐えきれずに離職してしまう人がいます。

新人の場合は、仕事が覚えきれず、ミスしてしまうこともあります。また他人と比べて仕事ができていないと指摘されることで気に病んでしまう人もいるでしょう。

真面目な人ほど精神的負担で自分を追い詰めてしまうことが多いです。「気軽に仕事をしよう!」とは言いませんが、あまり1人で抱えすぎず、周りに相談してみましょう。

仕事ができないと悩んでいる人には、以下の記事を読んで欲しいです。少しでも気が晴れたら嬉しいです。
>>社会人2年目なのに仕事ができない人へ。【第二新卒の強みを活かす】

身体的負担

特に新人のうちは、「夜勤」や「不規則なシフト」を組まれることが多いので、身体的負担が大きくなりがちです。そのため、離職してしまうパターンがあります。

また、看護師の仕事は、思ったよりも重労働であるため、耐えきれずに離職してしまう人もいるでしょう。

人間関係の悪化

看護師の職場は多くの場合が女性社会であるため、人間関係が複雑になりがちです。そのため、人間関係が悪化して、職場にいづらくなり離職してしまう人もいるでしょう。

また、人間関係は看護師同士だけでなく、患者との人間関係をうまく構築できずに辞めてしまう人もいます。

人間関係は自分だけでは解決できない問題なので、会社を辞めてしまう人の気持ちもわかります。

第二新卒を雇うメリット

第二新卒でも看護師として転職することは可能です。その理由は4つ挙げられます。

[box05 title=”第二新卒を雇うメリット”] ・体力がある
・環境適応能力がある
・新卒よりも離職率が低い
・ビジネスマナーが身についている
[/box05]

体力がある

第二新卒は若い人材であるため、体力があることが評価されます。看護師は「夜勤」や「不規則なシフト」が多いので、体力のある若い人材が欲しています。

そのため、体力に自信の無い方は、「夜勤のない病院」や「クリニック」に転職するようにしましょう。

環境適応能力がある

若い看護師の場合、仕事のやり方が確立していないため、新たな環境に適応する能力が高いです。

ベテラン看護師の場合は、スキルは高いですが、新しい環境に順応することが難しいので、若い看護師の方が雇いやすいのは事実です。

無駄なプライドを捨てて、謙虚な姿勢でいることができれば、第二新卒でも転職することは可能です。

新卒よりも離職率が低い

新卒よりも離職率が低いことがメリットだと言えます。前職で挫折経験をされているので、離職するリスクは低いでしょう。

また、自分がどの理由で離職するのかを理解しているので、すぐに離職する人は少ないと考えます。

また、新卒とあまり給料が変わらないことから、新卒を雇うよりも第二新卒を雇った方が、コスパが良いと考える人もいます。

ビジネスマナーが身についている

社会人経験をしているため、ビジネスマナーが身についているところもメリットの1つです。

新卒の場合、ビジネスマナー研修などで費用がかかるというデメリットもあるので、第二新卒は需要が高いです。

あまり、第二新卒だからと言って気に病む必要はありません。

第二新卒にオススメの職場

第二新卒にオススメの職場を紹介します。

[box05 title=”第二新卒にオススメの職場”] ・第二新卒歓迎
・専門領域に特化している
・夜勤がない
[/box05]

第二新卒歓迎

第二新卒を歓迎している職場はオススメです。新人看護師への研修制度が充実している傾向があるからです。

面倒見も良いところが多いので、いきなりハードな部署に配属させずに、安定している部署で経験を積ませてくれます。

特に、「リハビリテーション病棟」や「療養型病棟」などは、安定している患者さんが多いのでオススメです。

専門領域に特化している

美容クリニックのような専門特化の職場は、未経験の採用が多いので、第二新卒でも歓迎してくれます。割とポテンシャル重視の採用なので、やる気次第では、十分に採用される可能性はあるでしょう。

もちろん、総合病院の方が様々な経験を積めるので、仕事の幅は広がります。自分がなりたい看護師像を見つめ直してみると良いかもしれませんね。

夜勤がない

身体的負担により、前職を離職された看護師の場合は、夜勤がないクリニックを選ぶと良いでしょう。

人それぞれ、得意不得意はあるため、自分の強みを活かせる職場を選ぶことをオススメします。体力に自信がなくても、看護師として十分に活躍されている方はいます。

そのため、自分にあった職場を探すことに注力してみてください。

第二新卒で看護師に転職する方法

第二新卒で看護師に転職する方法として、以下のような方法があります。

[box05 title=”第二新卒で看護師に転職する方法”] ・求められる人物像になる
・履歴書をちゃんと書く
・面接対策を徹底する
・転職エージェントに相談する
[/box05]

求められる人物像になる

「第二新卒に求められる特徴」として、以下の要素があげられました。

[box05 title=”第二新卒に求められる特徴”] ・誠実であること
・学習意欲が高いこと
[/box05]

もちろん、すぐにこの2つを能力を身につけることは難しいと思います。しかし、履歴書や面接では、これらをアピールすると効果的です。

履歴書をちゃんと書く

面接をするためには、履歴書の書類審査を突破するしかありません。そのため、しっかり書く必要があるでしょう。

以下のことを意識して履歴書を書きましょう。

[box05 title=”履歴書の書き方”] ・履歴書を使い回さない。
・履歴書の見栄えも気にしよう。
[/box05]

以上のことを抑えて、採用担当者に良い印象を与える履歴書を作成しましょう。

面接対策を徹底する

書類審査に突破した後は、面接対策を行う必要があります。

第二新卒の面接の場合、あまり技術的なことは聞かれないでしょう。むしろ、これからどれだけ看護師として伸びるかという「ポテンシャル」を重視されます。

そのため、看護師としての素質をアピールしましょう。

[box05 title=”面接対策について”] ・謙虚な姿勢で受け答えをする。
・志望度が高いことをアピールする。
[/box05]

以上、2つを持っていることをアピールできれば、転職成功率は上がるでしょう。

転職エージェントに相談する

そして、転職エージェントに相談することが大切です。

転職エージェントは、転職のプロであり、転職について熟知しています。そのため、強い味方になってくれます。

転職エージェントには以下のようなことを相談すると良いでしょう。

[box05 title=”相談すること”] ・看護師の転職事情を教えて欲しい。
・第二新卒で看護師に転職するために、自分に足りない能力を教えて欲しい。
[/box05]

また、転職エージェントは何を使えば良いかと聞かれますが、基本は「複数登録すること」が良いでしょう。また、その中でもメインで使うのは、看護師に精通しているエージェントがいるところにしましょう。