今回は、「第二新卒は転職する前にキャリアプランを考えるべき」というテーマでお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 転職する前にキャリアプランを考えるべきか悩んでいる
- どんなことを考えて良いかわからない
第二新卒はキャリアプランを考えてから、転職をするべきです。なぜかというと、何の目的もなく転職してしまうと後々になって後悔する可能性が高いからです。
また、第二新卒までは、キャリアの方向性を自由に変えることができるので、じっくり考える必要があります。
そもそも「キャリアプランって何?」と思った方のために、説明しておきます。
キャリアプランとは、「自分が将来どんな仕事をいていたいのかを考え、目標を立てること」です。
この記事では、第二新卒の転職をする前にキャリアプランをちゃんと考えておくべき理由について、説明していきます。
第二新卒が考えるべきこと
この記事では、キャリアプランを考えるために、3つの切り口を紹介します。自分に向いている方法でキャリアプランを決めましょう!!
- 具体的な目標を持つ
- どんな働き方をしたいか
- どんなことに向いているか
それぞれ説明していきます。
具体的な目標を持つ
ざっくり「出世したい」とかではなく、明確な目標を持ちましょう。
例えば、こんな感じですね。
現在、25歳のプログラマー
30歳に開発だけでなく、上流工程の経験を積むためにSIerに転職をする
いつまでにどんなことをしたいのかを明確にすると良いでしょう。
目標達成には、どんな努力が必要なのか
目標の自分と現実の自分では、実力的にギャップがあります。そのギャップを埋めるためには、どんな努力をしたら良いかを考える必要があります。
現在:プログラマーとして働いているが、上流工程は未経験
将来:上流工程の仕事をしたい
そのための努力:関連する資格取得をして、上流工程が経験できる会社に転職する
このように、スタート地点とゴール地点を考え、そのギャップを埋めるための努力を考えると、スムーズに答えを導き出すことができます。
どんな働き方をしたいのか考えてみる
働き方にも着目してみましょう!
転職をする際に、「給料」を重要視する傾向がありますが、あまりそればかりにとらわれすぎるのも良くありません。
なぜかというと、「給料」を求めても生活の充実度は上がらないからです。
【給料が高い会社】
給料の高い会社は、激務でストレスフルな仕事が多いです。
多くのお金を稼げても、使う時間がないので、意味ありません。
なので、自分が理想とする働き方を実現できるかが、生活の充実度の向上につながります。もちろん、自分が理想とする働き方が高給激務ならば、良いと思います。
しかし、家族との時間や趣味の時間が欲しい人であれば、給料以外にも目を向けることをオススメします。
私の場合は、煩わしい人間関係を無くして、好きな場所で働きたかったので、ブロガーを職業に選びました。
【私がブロガーを選んだ理由】
収益化できるまで時間と労力がかかるので、楽な仕事ではない。
しかし、煩わしい人間関係に悩まされることはないので、自分にあっている。
どんな仕事にもメリット・デメリットはあります。重要なことは、自分が理想とする働き方に近いかどうかです。
どんなことに向いているのかを考えてみる
そして、どんなことに向いているのかもとても重要です。
特別なこだわりがない限り、向いている職業を選んだ方が良いです。ただ自分がどの職業に向いているかを自分で判断するのは困難でしょう。そんな時は、友達や親にヒアリングするのが良いでしょう。
もちろん、その結果、「向いている職業=興味のない職業」になってしまうことがあります。しかし、それでも向いている職業を選ぶことをオススメします。
なぜなら、興味がない職業でも結果が出れば、面白く感じるからです。そのため、向いている職業に就くことは、仕事選びで有効な方法なのです。
仕事以外(ライフプラン)にも計画性を持とう
また、ライフプランについても考える必要があるでしょう。
仕事は、人間が起きている時間の半分を占めています。つまり、仕事と生活は密接に関係しているということです。
そのため、キャリアプランを考える際には、ライフプランも同時に考えることがオススメです。
考えるべき項目は以下の通りです。
- 勤務地
- 結婚や育児
勤務地
まずは、勤務地の選択です。
「全国転勤あり」か「首都圏のみ」では、今後のライフプランに大きな影響を与えます。
「首都圏のみ」の場合は、一軒家・分譲マンションを買うにしても、容易にプランを考えやすいです。お金に余裕のある家庭は都内に住めば良いし、余裕がない家庭は郊外に住めば良いでしょう。また、子どもの教育やご近所付き合いの心配も少ないでしょう。
しかし、「全国転勤あり」の場合は、ライフプランを立てにくいです。なぜなら、持ち家・分譲マンションを購入する際に、場所が決めづらいからです。また、子育てやご近所付き合いも面倒に感じる場合があります。
もちろん、「全国転勤あり」にもメリットはあるので、一概には言えませんが、勤務地については、今後のことを考えて決めた方が良いでしょう。
結婚や育児
結婚や育児をするつもりのある方は、そのことを考慮して仕事選びをした方が良いでしょう。
もし、結婚や育児に興味がある方は、以下のような項目を会社に求めた方が良いです。
- 育児休暇制度
- 産休制度
- 有給取得率
それぞれ説明していきます。
育児休暇制度あり
育児休暇制度があるかどうかは重要です。
必ずしも、保育園に預けられるとは限らないので、自分たちで子育てができる環境を整えておく必要があります。
また、最近では、男性も育児に参加することが当たり前になってきています。育児休暇制度があっても、男性が利用しづらい雰囲気の会社はダメです。
育児は夫婦の共同作業なので、男性でも女性でも育児休暇制度が利用しやすい会社に転職する方が良いです。
産休制度
この制度については、女性のみの制度になりますが、非常に重要です。
女性の社会進出が進み、子どもを産んだ後でも働きたい女性は多いでしょう。また、男性の給料だけでは家庭を養えない可能性もあります。
そのため、産休制度は、とても重要です。子どもを産むために会社を辞めなければいけない会社に入るべきではないでしょう。
有給消化率
そして、できる限り有給取得率が高い会社に入るべきです。
なぜなら、パートナーや子どもが体調不良になった時に、いつでも休んで介抱できるからです。
結婚や育児をすると、自分のことだけを考えてはいけません。家族のことを視野に入れて、会社を探すべきです。
有給消化率が高ければ、不測な事態も柔軟に対応できるので、家族を大切にしたい人は、重要視する必要があるでしょう。