今回は、「第二新卒でゲームプログラマーに転職する方法」についてお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 第二新卒からゲームプログラマーに転職したい人
- 未経験でもゲームプログラマーに転職できるか不安な人
ゲームに興味のある方は、ゲームプログラマーへの転職を考えたことがあると思います。
ゲームプログラマーは、男性の「なりたい職業ランキング」では常に上位にランクインしているほど人気の職業です。
ゲームプログラマーは伸び代もありますし、今後も期待できる業界なので、転職を希望されている方は、この記事で転職する方法を覚えておきましょう。
目次
ゲームプログラマーを理解しよう
まずは、ゲームプログラマーについて理解しましょう。
[box01 title=”抑えておくポイント”]・ゲーム業界の職種
・ゲーム業界の動向
それぞれ説明していきます。
ゲーム業界の職種
ゲーム業界には、主に4つの職種が存在します。
[box01 title=”ゲーム業界の職種”]・ゲームプログラマ
・ゲームプランナー
・デザイナー
・サウンドクリエイター
ゲームプログラマ
ゲームプログラマはゲームのシステム開発を担います。
ゲームプログラマが主に使用しているプログラミング言語は以下の通りです。
・Unity
・C++
・C#
・JavaScript
・Swift
未経験のうちは、全てを学習する必要はないので、用途に合わせて、徐々に学習していきましょう。
ゲーム業界の動向
ゲーム業界は、スマホの普及により「ソーシャルゲーム」の市場規模も日々成長しています。
また、「e-sport」が有名になり、「家庭用ゲーム機」も需要が高まっています。2015年では市場規模が370億円にのぼりましたが、2019年では1240億円規模になるのではないかと予想されています。
そして、動画配信サービスやライブ配信サービスにより、ゲーム実況者という職業も地位を確立されつつあるため、今後もゲーム業界の未来は明るいと考えています。
ゲームプログラマーに求める人材になる
ゲーム業界に求められる人材は、以下のとおりです。
- プログラミングスキル
- モノづくりに対する情熱
- 数学や物理などの理系知識
プログラミングスキル
ゲームのシステム開発をするために、プログラミングスキルは必須になります。ゲームプログラマ以外にも、ゲーム業界に転職する際には、基礎的なプログラミング知識は身につけておくべきでしょう。
また、プログラミングスキルを身につけておけば、他業界への転職も容易なので、とてもオススメです。
モノづくりに対する情熱
ゲーム業界に転職するなら、「モノづくりに対する情熱」は必要です。
ゲーム制作は予想以上にハードな仕事内容であり、待遇に見合っていない会社も存在することは確かです。そのような環境でも耐え抜くような情熱を持つことが大切です。
数学や物理などの理系知識
ゲーム業界では、ゲームを制作するスタッフを欲していますが、ゲーム業界に精通しているマネージャーも欲しています。
第二新卒の転職では、すぐに活用するスキルではないですが、キャリアアップする上では必要になるスキルでしょう。
ゲームプログラマーに転職する方法
基本的に、ゲーム業界の転職はそこまで難しくはありません。しかし、舐めてかかると痛い目に合うので、しっかり対策をしておきましょう。
具体的な方法は以下のとおりです。
- 志望動機を詰める
- 履歴書をしっかり書く
- 転職エージェントに相談する
志望動機を詰める
志望動機を詰める上で、意識して欲しいことが2点あります。
・なぜゲーム業界に転職しようと思ったのか?
・なぜ競合他社の中からこの会社を志望したのか?
逆に、これらを完璧に答えることができれば、転職の成功率はグッと高まります。
また、第二新卒での転職の場合、退職理由についても詰められることがあるため、対策しておきましょう。
履歴書をちゃんと書く
面接をするためには、履歴書の書類審査を突破するしかありません。そのため、しっかり書く必要があるでしょう。
以下のことを意識して履歴書を書きましょう。
・未経験の場合は、前職の経験を活かせることをアピールする。
・履歴書を使い回さない。
・履歴書の見栄えも気にしよう。
以上のことを抑えて、採用担当者に良い印象を与える履歴書を作成しましょう。
転職エージェントに相談する
第二新卒の場合、転職活動が1回目であったり、ゲーム業界への転職が不安だったりするので、転職エージェントに相談しましょう。
相談することは、事前に決めておきましょう。
・今のゲーム業界の転職事情はどうなのか?
・転職を成功させるために、何をしたら良いのか?
ゲーム業界に転職しやすい時期や転職しやすい会社を聞いておくと、有利になることがあります。また、自分に足りないスキルを聞いておきましょう。そして、足りないスキルを補いましょう。
第二新卒におすすめの転職エージェントは、以下の記事に詳しく記載しています。
>>第二新卒向け転職サイト・転職エージェントを紹介【他業種転職OK】
第二新卒とゲームプログラマーは相性が良い
実は、第二新卒とゲーム業界は相性が良いです。そのため、転職は可能です。
ゲームプログラマーの特徴は、以下の通りです。
- 人材の流動が激しいので、採用に積極的
- 体力のある若手が欲しい
ゲームプログラマーの転職は難しいから行動に移さないのは、もったいないですよ。
人材の流動が激しいので、採用に積極的
ゲームプログラマーは、人材の流動が激しいです。そのため、常に採用には積極的です。
また、社会人経験があり、研修コストが下げられるので、第二新卒はめちゃくちゃ需要があります。ゲームプログラマーといえど、人員確保には注力しています。
求められる人材に合致すれば、第二新卒の転職も難しくありません。
体力のある若手が欲しい
ゲームプログラマーは、長時間労働と質の高い仕事が求められます。そのため、若手社員を欲しいと思っている会社は多いです。
また、20代・30代の社員は、独立したり他業種への転職をしたりするので、第二新卒でも人員の確保のため、転職が容易になります。
とはいえ、人気な業界でもあるので、ちゃんとした転職対策は必須です。しかし、新卒から入るよりもハードルが低くなっているので、第二新卒からの転職はオススメです。
未経験でもOK
第二新卒や20代でも転職ならば、未経験でも歓迎されています。
採用において、スキルよりもポテンシャルを重視する傾向にあるので、未経験でも転職しやすい業界になっています。
そのため、プログラミングスキルがなくても、ゲームプログラマやゲームプランナー にはなれます。しかし、デザイナーやサウンドクリエイターの場合は、「経験あり」の求人が多いため、独学や専門学校でスキルも磨く必要があるでしょう。
第二新卒の転職活動でよくある質問
転職活動でよくある質問をまとめて回答します。気になる質問があったら、ご覧ください。
・転職エージェントと転職サイトの違いとは?
・転職エージェントとのキャリア面談では何をするの?
・転職エージェントの選び方とは?
・転職エージェントに断られるのはなぜ?
・転職エージェントがしつこいのですが、紹介や面談を断る方法とは?
・面接後に転職エージェントに連絡すると通過率が上がるってホント?
転職エージェントと転職サイトの違いとは?
転職エージェントと転職サイトの違いがよくわからないことですよね。
それぞれ特徴は以下のとおりです。
【転職エージェント】:転職活動のサポートが充実したサービスになっています。キャリア面談や履歴書添削、面談対策など様々な協力をしてくれます。
【転職サイト】:Webサイトを通して求人を紹介するサービスです。様々な業界・業種がカバーされており、多くの求人から比較して、自分に合った求人を探すことができます。
転職エージェントと転職サイトについて、詳しくは以下の記事に記載しています。
>>転職エージェントと転職サイトの違いを解説【どっちを使う?】
転職エージェントとのキャリア面談では何をするの?
転職エージェントに登録すると、キャリア面談を受けるのですが、どのような内容なのか不安ですよね。
キャリア面談の内容は以下のとおりです。
1.自己紹介を行う
2.これまでの職務経歴・スキルなどを確認する
3.転職理由やキャリアを相談する
4.希望する条件を話し合う
5.希望に沿った求人を紹介される
キャリア面談は、自分の価値観や自分に合う求人について情報共有する場です。
ネガティブな転職理由・退職理由などを伝えても大丈夫です。むしろ、嘘偽りなく伝えた方が、より自分にあう求人を探してもらえますよ。
キャリア面談について、詳細は以下の記事に記載しています。
>>転職エージェントとの面談って何するの?【準備から内容まで解説】
転職エージェントの選び方とは?
最近では、多くの転職エージェントがあるので、どれを選んだらいいか迷いますよね。
転職エージェントを選ぶ手順は以下のとおりです。
1.総合型転職エージェントを2〜3社登録する
2.業界特化型転職エージェントを2社登録する
3.複数の転職エージェントから1つに絞る
複数の転職エージェントに登録した後に、キャリア面談などで自分に合うキャリアアドバイザーが在籍しているエージェントを選ぶと良いです。
転職エージェントの選び方について、詳しくは以下の記事に記載しています。
>>転職エージェントの選び方を解説【複数登録して、1つに絞る】
転職エージェントに断られるのはなぜ?
転職エージェントには登録する際に、審査があり対象外だった場合、登録を拒否されることがあります。
転職エージェントに断られる理由は以下のとおりです。
・転職回数が多い
・空白期間・ブランク期間が長い
・社会人経験がない
・対象外の地域に住んでいる
・年齢が対象外である
・希望の業界・業種が対象外である
・職務経歴が特殊である
転職エージェントに登録できなくても、転職サイトを活用したり、自力で転職活動できるので、問題はありません。
しかし、転職サポートが受けられることを考えると、転職エージェントに登録した方が有利です。
断られる理由について、詳しくは以下の記事に記載しています。
>>転職エージェントに断られる理由を解説【なぜ相手にされないのか?】
転職エージェントがしつこいのですが、紹介や面談を断る方法とは?
転職エージェントに登録すると、興味のない求人を紹介されたり、強引に企業面談を設定されることがあります。そのため、それらのアポイントを断る方法について知っておく必要があります。
求人紹介や面談を断る方法について、以下の記事に記載しています。
>>【例文コピペOK】転職エージェントの断り方を徹底解説
面接後に転職エージェントに連絡すると通過率が上がるってホント?
企業へ面接に行った後に、転職エージェントに連絡することで、面接通過率が上がります。
また、以下のようなメリットがあります。
・キャリアアドバイザーからのフィードバック
・キャリアアドバイザーから企業へのフォローアップ
キャリアアドバイザーが企業面接について、フィードバックをしてくれます。そのことによって、改善点を洗い出すことができます。
また、企業へのフォローアップもしてくれるので、採用担当者への印象が良くなり、面接が通過しやすくなります。
面接後のフォローについて、詳しくは以下の記事に記載しています。
>>面接後のフォローが通過率を上げる【転職エージェントを活用】