今回は、「第二新卒でゲーム業界に転職する方法」についてお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 第二新卒からゲーム業界に転職したい人
- 未経験でもゲーム業界に転職できるか不安な人
ゲーム好きなら、一度は気になったことのある業界だと思います。
ゲーム業界は、男性の「なりたい職業ランキング」では常に上位にランクインしているほど人気の職業です。
ゲーム業界は伸び代もありますし、今後も期待できる業界なので、転職を希望されている方は、この記事で転職する方法を覚えておきましょう。
目次
ゲーム業界を理解しよう
まずは、ゲーム業界について理解しましょう。
[box01 title=”抑えておくポイント”]・ゲーム業界の職種
・ゲーム業界の動向
それぞれ説明していきます。
ゲーム業界の職種
ゲーム業界には、主に4つの職種が存在します。
[box01 title=”ゲーム業界の職種”]・ゲームプログラマ
・ゲームプランナー
・デザイナー
・サウンドクリエイター
ゲームプログラマ
ゲームプログラマはゲームのシステム開発を担います。
ゲームプログラマが主に使用しているプログラミング言語は以下の通りです。
・Unity
・C++
・C#
・JavaScript
・Swift
未経験のうちは、全てを学習する必要はないので、用途に合わせて、徐々に学習していきましょう。
ゲームプランナー
ゲームプランナーは、ゲームの企画を作成する仕事です。
簡単に仕事の流れを紹介します。
1.企画
2.社内プレゼン
3.仕様書作成
4.ゲーム制作
5.運用業務
まず、ゲームの企画を考えることから始めます。ゲームのシナリオを考えるだけでなく、ユーザー分析を行い、ターゲットやコンセプトを決めます。
その後、社内でプレゼンテーションを行い、承認を得ます。
社内プレゼンで承認が得られたら、ゲーム制作をするための仕様書を作成します。仕様書に間違った記載があると、開発・テスト段階で大きな修正が必要になります。
ゲーム制作では、プログラマ・デザイナー・サウンドクリエイターが力を合わせて、ゲームを制作していきます。その傍らで、プランナーは細かな部分を指示して、情報共有を行います。
そして、ゲームがリリースされた後に、ゲームの運用業務を担うこともあります。改善点を分析して、修正を行います。
以上がゲームプランナーの仕事です。
デザイナー
デザイナーの仕事内容は、「キャラクターや背景、アイテムをデザインすること」です。
主に編集ソフトを行い作業するため、編集ソフトに使い慣れる必要があります。
・PhotoShop
・Illustrator
主にデザイナーが使っている編集ソフトは以上の2つになります。独学で勉強する際には、関連した資格試験があるので受験してみると良いでしょう。
サウンドクリエイター
サウンドクリエイターは、ゲーム内のBGMやSEなどを作成する仕事です。
未経験での転職は厳しいため、「独学でスキルを身につけて実績を積む」か「専門学校に通う」ことがサウンドクリエイターになる王道パターンです。
有名になると、個人にファンがつくほど影響力があるため、やり甲斐のある仕事です。
ゲーム業界の動向
ゲーム業界は、スマホの普及により「ソーシャルゲーム」の市場規模も日々成長しています。
また、「e-sport」が有名になり、「家庭用ゲーム機」も需要が高まっています。2015年では市場規模が370億円にのぼりましたが、2019年では1240億円規模になるのではないかと予想されています。
そして、動画配信サービスやライブ配信サービスにより、ゲーム実況者という職業も地位を確立されつつあるため、今後もゲーム業界の未来は明るいと考えています。
求める人材になる
ゲーム業界に求められる人材は、以下のとおりです。
- プログラミングスキル
- モノづくりに対する情熱
- マネジメントスキル
プログラミングスキル
ゲームのシステム開発をするために、プログラミングスキルは必須になります。ゲームプログラマ以外にも、ゲーム業界に転職する際には、基礎的なプログラミング知識は身につけておくべきでしょう。
また、プログラミングスキルを身につけておけば、他業界への転職も容易なので、とてもオススメです。
モノづくりに対する情熱
ゲーム業界に転職するなら、「モノづくりに対する情熱」は必要です。
ゲーム制作は予想以上にハードな仕事内容であり、待遇に見合っていない会社も存在することは確かです。そのような環境でも耐え抜くような情熱を持つことが大切です。
マネジメントスキル
ゲーム業界では、ゲームを制作するスタッフを欲していますが、ゲーム業界に精通しているマネージャーも欲しています。
第二新卒の転職では、すぐに活用するスキルではないですが、キャリアアップする上では必要になるスキルでしょう。
ゲーム業界に転職する方法
基本的に、ゲーム業界の転職はそこまで難しくはありません。しかし、舐めてかかると痛い目に合うので、しっかり対策をしておきましょう。
具体的な方法は以下のとおりです。
- 志望動機を詰める
- 履歴書をしっかり書く
- 転職エージェントに相談する
志望動機を詰める
志望動機を詰める上で、意識して欲しいことが2点あります。
・なぜゲーム業界に転職しようと思ったのか?
・なぜ競合他社の中からこの会社を志望したのか?
逆に、これらを完璧に答えることができれば、転職の成功率はグッと高まります。
また、第二新卒での転職の場合、退職理由についても詰められることがあるため、対策しておきましょう。
履歴書をちゃんと書く
面接をするためには、履歴書の書類審査を突破するしかありません。そのため、しっかり書く必要があるでしょう。
以下のことを意識して履歴書を書きましょう。
・未経験の場合は、前職の経験を活かせることをアピールする。
・履歴書を使い回さない。
・履歴書の見栄えも気にしよう。
以上のことを抑えて、採用担当者に良い印象を与える履歴書を作成しましょう。
転職エージェントに相談する
第二新卒の場合、転職活動が1回目であったり、ゲーム業界への転職が不安だったりするので、転職エージェントに相談しましょう。
相談することは、事前に決めておきましょう。
・今のゲーム業界の転職事情はどうなのか?
・転職を成功させるために、何をしたら良いのか?
ゲーム業界に転職しやすい時期や転職しやすい会社を聞いておくと、有利になることがあります。また、自分に足りないスキルを聞いておきましょう。そして、足りないスキルを補いましょう。
第二新卒におすすめの転職エージェントは、以下の記事に詳しく記載しています。
>>第二新卒向け転職サイト・転職エージェントを紹介【他業種転職OK】
第二新卒とゲーム業界は相性が良い
実は、第二新卒とゲーム業界は相性が良いです。そのため、転職は可能です。
ゲーム業界の特徴は、以下の通りです。
- 人材の流動が激しいので、採用に積極的
- 体力のある若手が欲しい
広告代理店の転職は難しいから行動に移さないのは、もったいないですよ。
人材の流動が激しいので、採用に積極的
ゲーム業界は、人材の流動が激しいです。そのため、常に採用には積極的です。
また、社会人経験があり、研修コストが下げられるので、第二新卒はめちゃくちゃ需要があります。ゲーム業界といえど、人員確保には注力しています。
求められる人材に合致すれば、第二新卒の転職も難しくありません。
体力のある若手が欲しい
ゲーム業界は、長時間労働と質の高い仕事が求められます。そのため、若手社員を欲しいと思っている会社は多いです。
また、20代・30代の社員は、独立したり他業種への転職をしたりするので、第二新卒でも人員の確保のため、転職が容易になります。
とはいえ、人気な業界でもあるので、ちゃんとした転職対策は必須です。しかし、新卒から入るよりもハードルが低くなっているので、第二新卒からの転職はオススメです。
未経験でもOK
第二新卒や20代でも転職ならば、未経験でも歓迎されています。
採用において、スキルよりもポテンシャルを重視する傾向にあるので、未経験でも転職しやすい業界になっています。
そのため、プログラミングスキルがなくても、ゲームプログラマやゲームプランナー にはなれます。しかし、デザイナーやサウンドクリエイターの場合は、「経験あり」の求人が多いため、独学や専門学校でスキルも磨く必要があるでしょう。