第二新卒向け!最終面接を突破する方法を解説【能力は関係ない】

第二新卒が最終面接

今回は、「第二新卒向け、最終面接を突破する方法」についてお話ししていきます。

この記事は、このような人に読んで欲しいです。

  • 最終面接を突破する方法を知りたい
  • 二次面接までは通ったが、最終面接で落とされないか不安

第二新卒でも新卒同様、最終面接があります。そして、最終面接に突破すれば、転職成功となります。

多くの人が「最終面接まで来れば、落とされることはない!」と思っていますが、そんなことはありません。正しい対策をしなければ、足元をすくわれる可能性があります。

そのため、最終面接でも気を抜かず、対策を練る必要があります。この記事では、最終面接に突破するための方法をご紹介します。

最終面接で見られるポイント

最終面接で見られるポイントは以下の通りです。

  • 入社への熱意
  • 環境適応能力
  • 謙虚な姿勢

最終面接では、能力よりもこれらのことを見られます。能力については、「1次面接」や「2次面接」で判断されています。「最終面接」では、「この会社で働けるのか? or 働く気があるのか?」を見られることになるでしょう。

それでは、それぞれ説明していきます。

入社への熱意

「この会社で働きたい!」という熱意が伝わるかどうかがポイントになるでしょう。

1次面接や2次面接で能力や人柄については、合格を得られています。そのため、最終面接で大切になってくるのは、「入社への熱意」です。

もちろん、転職をする際に、いくつもの企業を受けることでしょう。しかし、会社側としては、「うちの会社が第一志望であって欲しい」と思うのは当然です。

・御社で内定が出たら、絶対に転職します! → 好印象を与えるため、採用されやすい。

・他の会社から内定が出たら、その会社に転職します! → 悪い印象を与えるため、採用されにくい。

そのため、「内定がでたら入社します!」という気持ちが最終面接では必要になります。

環境適応能力

第二新卒だけでなく、全ての年代に言えることですが、環境適応能力はとても大切です。

転職した際に、ネックになるのが、「新しい環境に馴染めるかどうか」なのです。そのため、最終面接では、会社の環境に適応できるかどうかを見られます。

特に、第二新卒は入社3年以内に転職を考えている方です。採用担当者から見たら「新しい環境に馴染めて、長く働いてくれるか」は不安になります。

そのため、どんな環境でも馴染むことができることと長く働けることをアピールすると良いでしょう。

謙虚な姿勢

第二新卒の転職では、謙虚な姿勢が大切です。第二新卒では、経験やスキルについて問われないですが、その代わり謙虚な姿勢が重視されます。

転職した場合、新しい仕事を任される訳です。その時に、謙虚な姿勢がないと、仕事を教えてもらえず、ちゃんと仕事を遂行することができなくなります。

・謙虚な姿勢がある第二新卒:先輩から好かれる → 先輩から仕事を教えてもらえる。

・謙虚な姿勢がない第二新卒:先輩から嫌われる → 先輩から仕事を教えてもらえない。

そのため、謙虚な姿勢は大切なのです。

最終面接を突破する方法

次に、最終面接に突破するための具体的な方法についてお話しします。

具体的な方法は2つです。

  • 志望動機を深掘りする
  • 会社情報を入念にリサーチする

それぞれ説明していきます。

志望動機を深掘りする

最終面接では、「入社への熱意」が見られると説明しました。そのため、志望動機を深掘りする必要があります。

競合他社と比較して、「なぜこの会社を志望したのか?」をちゃんと言えるようになるとベストです。

例を挙げて説明します。

【OK例】
・私は半導体の技術に興味があり、シェアNo.1の御社で働きたいと思ったからです。また、高品質を強みにしているところが、私の価値観と合っていたため、志望しました。

OK例では、競合他社と比較して、明確な違いを示しています。また、社風とも合致していることもアピールしているので、採用されやすい志望動機になっています。

【NG例】
・私は、最先端技術に携わりたくて、御社を志望しました。また、大企業であり、安定&高収入であることも魅力に思ったため、志望しました。

NG例では、志望動機が曖昧です。これでは、入社への熱意が伝わりにくいですね。また、「安定&高収入」については、「競合他社との違い」が見られないため、採用されにくい志望動機になっています。

志望動機は最終面接において、最も重要な項目になります。そのため、しっかり深掘りすることをオススメします。

会社情報を入念にリサーチする

「1次面接」や「2次面接」から期間が空いてしまうと、会社情報が抜け落ちてしまうことがあるため、再度リサーチすることをお勧めします。

リサーチすべき項目は以下の通りです。

  • どんな部署が存在しているのか?
  • 実際に扱っている案件は何か?
  • 競合他社と比べて、何が強みなのか?

まずは、「この会社はどんな部署があるのか」は知っておく必要があります。大企業であると、多くの部署が存在するため、最終面接までには、一通り眺めておくと良いでしょう。

また、「実際に扱っている案件は何か」についても、1つや2つは覚えておくと良いでしょう。おそらく、その会社の代表する案件がホームページに載っているはずなので、覚えておきましょう。

そして、「競合他社と比べて、何が強みなのか?」についても調べておいてください。これは志望動機にも活用できます。

これらの情報は、会社ホームページで調べたり、転職エージェントに聞くと良いでしょう。

最終面接での注意点

「最終面接まで行けば、ほぼほぼ内定もらえるだろ!」と思っている人は要注意です。これから最終面接での注意点を紹介します。

最終面接でも油断しない

まず、最終面接でも油断しないでください。たまに、最終面接で気を緩めてしまい、採用されなかったというケースを何度も見ています。

最終面接で面接する人は、大体「社長」や「人事部長」であることが多いです。とても優秀な人たちなので、あなたが油断していることを勘づいてしまうでしょう。

そのため、最終面接でも油断せずに、最終面接の対策をしましょう。

第一志望であることをアピールする

とにかく、第一志望であることをアピールしましょう。

もしかしたら、以下のような質問をされるかもしれません。

弊社以外に、競合他社は受けているの?

この時の、OK例とNG例を挙げておきます。

【OK例】:他にも競合他社を2社ほど受けていますが、御社が第一志望です。

【NG例】:他にも競合他社を2社ほど受けていますが、どこにしようか決めていません。

最悪、嘘でも良いので、第一志望であるという意思を伝えましょう。

転職先が決まっていないのに、会社を辞めてしまう

最終面接まで行ったからと言って、内定が取れるとは限りません。そのため、転職先が決まっていないうちから、会社を辞めることはオススメしません。

会社を一度辞めてしまうと、収入が完全になくなってしまい、金銭的な問題も発生してきます。また、同時に心に余裕がなくなってしまい、転職活動にも影響が出てしまいます。

転職先が決まっていないのに、会社を辞めないようにしましょう!