第二新卒からコンサル業界に転職する方法を解説【年収アップも可能】

コンサル転職方法

今回は、「第二新卒からコンサル業界に転職する方法」についてお話ししていきます。

この記事は、このような人に読んで欲しいです。

  • 第二新卒からコンサル業界に転職したいと思っている
  • 未経験でもコンサル業界に転職できるのか不安に感じている

コンサル業界といえば、「高給激務」のイメージの強い業界です。また、頭の良い人が多く、転職はハードルが高いと思う人が多いでしょう。

実際、新卒からコンサル業界に就職するのは、「高学歴・地頭良し」の人しかいなかったと思います。

しかし、第二新卒からの転職は、正しい実践すれば、未経験でもそこまで難しくありません。そのため、この記事では、コンサル業界に転職する方法を解説していきます。

第二新卒からコンサル業界に転職する方法

まずは、第二新卒からコンサル業界に転職する方法について解説していきます。

具体的な方法は以下の通りです。

  • コンサルタントに求められる人物像を理解する
  • 履歴書は論理的かつ端的に記載する
  • 面接対策は転職エージェントを頼る

やり方を間違えなければ、誰でも実践できることなので、ぜひ参考にしてください。

コンサルタントに求められる人物像を理解する

まずは、コンサルタントに求められる人物像を理解しましょう。

コンサルタントに求められる人物像は、以下の通りです。

  • 論理的思考力
  • コミュニケーション能力
  • 強靭なフィジカル・メンタル

それぞれ説明していきます。

論理的思考力

コンサルタントは、お客様の課題を解決するのが仕事です。そのため、論理的に物事を考えて、最適解を導き出す必要があります。

実際に話す相手は、「社長」や「取締役」などの優秀な方達です。論理的におかしな事を話すと、すぐに指摘されます。

他の業界に比べて、論理的思考力を重視する傾向にあるのは間違い無いでしょう。

履歴書は論理的かつ端的に記載する

次に履歴書の書き方について説明します。

履歴書では、「論理的かつ端的」に書く事をオススメします。

論理的かつ端的な文章とは、「話の道筋が通っており、無駄な文字を書いていない文章」を指します。

少し難しい事を言いましたので、「論理的」と「端的」の2つに分けて説明していきます。

論理的な文章を書く方法

論理的な文章を書く際に、意識すべきポイントは、3つあります。

  • 主張と理由に一貫性があること
  • 話に矛盾がないこと
  • 文脈がおかしくないこと

以上のことに気を付けると論理的な文章を書くことができます。論理的な文章は、コンサル業界だけでなく、他業界でも必要なスキルになります。

端的な文章を書く方法

端的な文章を書く際に、意識すべきポイントは3つあります。

  • 結論から書く
  • 具体例を書きすぎない
  • 無駄な主張は省く

少ない文字数で、自分の伝えたい事を書くことは、難しいことです。しかし、3つのポイントを意識すれば、端的な文章を書くことができます。

面接対策は転職エージェントを頼る

コンサル業界の面接は、一番ハードだと聞きます。なので、何も対策せずにいくと、失敗する可能性があるので、注意しましょう。

第二新卒・未経験の方の場合、面接に慣れていないと思うので、対策は転職エージェントを頼るようにしましょう。

ここで意識すべきポイントがあります。

転職エージェントは、コンサル業界特化型のエージェントを活用しましょう。

コンサル業界特化型のエージェントの場合は、「コンサル業界に精通しているエージェント」がアドバイザーとして担当してくれるので、第二新卒・未経験でも安心して転職活動をすることができます。

大手の転職エージェントの場合、多くの業界を担当しているため、コンサル業界へのノウハウが蓄積されていないことがあります。

そのため、コンサル業界に特化した転職エージェントがオススメです。

コンサル業界に転職すべき人

おそらく現職に不満を持っているから、転職に興味があるのだと思います。不満は人それぞれあると思いますが、コンサル業界に転職すべき人についてお話ししていきます。

コンサル業界に転職すべき特徴は、以下の通りです。

  • 自分の仕事に裁量がない
  • 給料が低い
  • スキルが頭打ちしてしまい、将来が不安だ

それぞれ解説していきます。

自分の仕事に裁量がない

大企業にありがちの不満ですね。

大企業の場合、若手は庶務や簡単な作業を任されることが多いです。また、主業務を任されても、ほんの一部しか任されず、重要なところはほとんど上司がしてしまいます。

私も社会人時代は、この不満を持っていました。自分1人でできることも、上司にイチイチ確認してから、仕事を行っていました。また、自分に裁量がなかったので、したい仕事もさせてもらえなかったことが多かったです。

しかし、コンサルタントなら、若手のうちから責任のある立場を任されるので、やりがいを持って仕事ができます。また、成長スピードも他業種とは比べ物にならないくらい早いです。

高い意識を持って、バリバリ働きたい人には、コンサル業界はオススメです。

給料が低い

給料が低いと言う不満を持っている人にもコンサル業界を勧めたいです。なぜなら、コンサル業界は、他業種に比べて、平均年収が高いです。

以下の表は、マイナビ転職の「2019年業種別 モデル年収平均ランキング」をもとにした表です。

業種 平均年収
専門コンサルタント 716万円
総合商社 602万円
生命保険・損害保険 699万円
証券・投資銀行 696万円

この表を見ても、コンサルタント業界がいかに年収が高いかが分かりますよね。

もちろん、給料が高いと言うことは、それだけ激務ということです。しかし、それでも給料を求めている方は、コンサル業界を検討してみても良いと思います。

スキルが頭打ちしてしまい、将来が不安

IT系の社員にありがちですが、スキルが頭打ちしてしまうことが多いです。

システムエンジニアの場合、若手のうちはプログラミング開発をやらされることが多いです。しかし、プログラミングの技術だけでは、市場価値を高めることができず、いずれ頭打ちしてしまいます。

そのため、ITコンサルタントになり、プログラミングだけでなく、コンサルティング経験を積むことで、市場価値を鷹めることができます。

若手はコンサル業界に転職すべき

コンサルタントは激務であり、それだけ成長スピードも半端じゃないです。質の高い仕事を求められるため、ビジネススキルやロジカルシンキングなど、社会人に必要なスキルを爆速で身につけることができます。

また、コンサルタントの経験を積むことにより、市場価値が高まります。再度転職をするときは、さらに良い条件で採用されるでしょう。

今後、AIやロボティクスに多くの仕事が奪われることが予想されます。しかし、コンサル業務はAIに仕事を奪われにくい職業ですので、将来の不安も軽減されます。

今の20代は、30年以上働き続ける事を前提で考えてみてはいかがでしょうか!