今回は、「第二新卒の転職で年収アップさせる方法」についてお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 第二新卒からの転職で年収アップさせたい人
第二新卒で転職をした時に、「年収はどう変化するのか?」って気になりますよね。もちろん、年収が全てではありませんが、高いに越したことはありません。
そのため、転職後に、年収が上がっていたら、嬉しいと思います。
この記事では、第二新卒の転職で、年収をアップさせる方法を解説していきます。
目次
第二新卒の転職は年収が下がる?
多くの会社では、第二新卒を「新卒」として扱いことがあります。つまり、待遇も新卒と同じになります。
とはいえ、中途採用(キャリア採用)として、転職することはオススメできません。なぜなら、求められる能力の基準が上がるからです。そのため、転職すること自体難しくなります。
しかし、しっかりとした対策を行えば、年収を上げることはできますので、安心してください。
年収アップさせるには、市場価値をあげる!
第二新卒の転職では、自分の市場価値を上げることが正攻法です。
具体的には、以下の方法です。
- スキルを磨く
- 資格を取得する
スキルを磨く
市場価値を上げるためには、スキルを磨くことが大切です。結局は、転職で重要になることは、「どんなことができるか?」です。
そのため、高度なスキルを身につけたり、仕事の幅を広げたりすることが重要です。
【SEの場合】
・プログラミングスクールに通う。
・副業として、システム開発案件を受注する。
もちろん、独学で勉強をしても良いです。しかし、より早くスキルを磨きたいのであれば、環境から変えることが必要です。
資格を取得する
資格取得も市場価値を上げる上で、必要になってきます。
資格を取得するメリットとしては、以下のことが挙げられます。
- 説得力が増す。
- 分かりやすく自分の能力を証明できる。
自分の能力を説明する時に、「この資格を持っています!」というだけで、説得力が増します。もちろん、資格を取得することが目的になってしまい、何も身に付いていないのは、全くの無駄です。
しかし、転職において、自分をアピールするのに、資格はとても役に立ちます。そのため、資格取得はオススメです。
転職エージェントに相談する
第二新卒の転職では、自分の力だけで年収をアップさせるのは、とても困難です。そのため、転職エージェントに相談することが一番です。
転職エージェントには、以下のようなことを頼みましょう。
- 待遇の良い求人を探してもらう
- 年収交渉をしてもらう
転職のプロなので、たくさん頼ることをオススメします。
第二新卒におすすめの転職エージェントは、以下の記事に詳しく記載しています。
>>第二新卒向け転職サイト・転職エージェントを紹介【他業種転職OK】
待遇の良い求人を探してもらう
待遇の良い求人はすぐに他の転職者にとられてしまうため、スピード感が大切です。そのため、エージェントに頼んで、いち早く待遇の良い求人を探してもらうのが良いです。
また、エージェントが保有している非公開求人などもあるため、できる限り多くの転職エージェントに登録して、自分にあった求人を探しましょう。
年収だけでなく、研修制度や福利厚生などもみて判断することをお勧めします。
年収交渉をしてもらう
第二新卒なら、転職1回目という方も多いでしょう。そのため、直接採用担当者と年収交渉をすることは、とてもハードルが高いことです。
その時は、転職エージェントに年収交渉を頼みましょう。
転職エージェントなら、転職のプロなので、年収を上げるための交渉をしてくれます。なぜなら、エージェントは、年収の高い転職を成功させることで評価されるからです。そのため、みなさんへの協力を惜しまないでしょう。
また、面接時に、自分で年収交渉をしてしまうと、採用担当者から悪い印象を与えかねないので、注意しましょう。
年収アップは軸ずらし転職がオススメ
軸ずらし転職をすることで、年収をアップさせましょう。
軸ずらし転職とは、「年収水準の高い業界に転職すること」を指します。
この方法を行うことで、より簡単に年収をアップさせることができるのです。
例を用いて説明します。
【SEとして働いていた場合】
ITのスキルを活かして、年収水準の高い業界に転職する。IT業界よりも年収水準が高い業界は、「コンサル業界」や「金融業界」が挙げられます。そのため、ITコンサルや金融系社内SEに転職すると、ITの仕事をしながら、年収をアップすることできます。
もちろん、経験者として、IT業界に転職しても、年収は上がるでしょう。
しかし、年収の上がり幅は、軸ずらし転職の方が大きいです。なぜかというと、業界内での価値が高いからです。
金融業界でのSEの価値 > IT業界でのSEの価値
金融業界には、IT技術に精通した人が少ないため、このような状況が起こります。そのため、軸ずらし転職は年収をアップさせるのに、有効なのです。
年収に固執するのは、オススメしません。
年収に固執していると、痛い目に合う可能性があるので、注意してください。
ライフワークバランスも大切に
人の幸せは、「お金」ではなく、「自由時間」で決まると言われています。そのため、年収だけに固執してしまうと、幸せになれない場合があります。
もちろん、人生のウェイトを「お金」においている人は、問題はありません。しかし、年収が100万円上がったとしても、生活水準が大きく変わることはありません。
もう一度、「なぜ年収をアップさせたいのか?」を考えてみても良いかもしれません。
生産性の高い仕事を選ぶべき
どうしても、年収にこだわるなら、せめて「生産性の高い仕事」を選んでください。年収は高いけど、働く時間もたくさんある仕事は、自分のためになりません。
結局は、時間の切り売りをしているだけであり、自分の市場価値が上がったとは言えません。そのため、生産性の高い仕事を選ぶことをオススメします。
生産性の高い仕事の特徴は以下のとおりです。
- 専門的な知識が必要な仕事
- 業務独占資格の仕事
専門的な知識が必要な仕事として、「研究職」や「SE」が挙げられます。これらの職業は、スキルが身につけば、生産性の高い人材になります。
また、業務独占資格の仕事として、「税理士」や「公認会計士」などが挙げられます。これらの職業は、資格を有していないと、行うことができない仕事なので、市場価値が高く、生産性の高い人材になります。
キャリアプランをしっかり考えよう
今のことだけでなく、将来のことも考えて、転職を行いましょう。
転職時は、待遇がよくても、頭打ちしてしまう職業もあります。そのため、5年後・10年後のキャリアプランを考えつつ、業界・会社を選ぶべきです。
みなさんが今だけでなく、5年後・10年後も、思い描いたキャリアを歩めていることを願っています。