今回は、「職場の人間関係に疲れて、会社を辞めたいと思っている人がやるべきこと」をお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 職場の人間関係に疲れて辛い
- 人間関係が原因で会社を辞めたいと思っている人
仕事を辞める理由として、1番多かった理由が、「待遇や給料が見合わないこと」ですが、2番目に多い理由として「人間関係」がランクインしています。
つまり、それだけ人間関係を理由に辞めている人が多いと言うことです。
だいたいが真面目で性格の良い人が人間関係に疲れている傾向にあります。なぜかと言うと、何でも真摯に受け止めてしまい、Noと言えないからだと推察します。
そのため、人間関係に疲れている人は、マインドを変える必要があります。
この記事では、以下の3点をお話しします。
・人間関係に疲れないマインドを作る方法
・辞める前にするべきこと
・辞めても状況が変わるのかを考えるべき
人間関係に疲れないマインドを作る方法
まずは、人間関係に疲れないマインドにする必要があります。
なぜかと言うと、会社を辞めたからと言って、同じようなマインドのまま転職してしまっては、同じ状況になる可能性が高いからです。そのため、人間関係に疲れないマインドにすることをオススメします。
人間関係に疲れないマインドは以下の通りです。
- 嫌なことは嫌だと言う
- 他人に期待しない
- プライドを捨てる
それぞれ解説していきます。
嫌なことは嫌だと言う
みなさんこんな経験はありませんか?
「たくさんの仕事を頼まれるが、嫌だと言えない」
「飲み会に行きたくないが、誘いを断れない」
これらを続けていると、精神が消耗して、うつになってしまう可能性があります。
それを防ぐためには、「嫌なことは嫌だ!」、「できない時はできない!」と言うことを徹底してください。
会社はチームで動いています。1人だけが負担になることなど、あってはなりません。しかし、断れない性格を利用して、自分の負担を減らそうとする人がいますが、屈しないでください!
自分を守るために、「断る勇気」を身につけましょう!
他人に期待しない
「真摯に向き合えば、相手は変わってくれる?」と思っていませんか?
他人のことを変えることなど、ほぼ不可能です。
逆の立場になって考えてみましょう。
仕事の同僚に、自分の価値観を変えられると思いますか?
「お前に何がわかるんだ!!」ってなりますよね。
つまり、何十年もかけて作られた価値観を他人が変えることなどできないのです。
もちろん、有名人や業界の権威が言えば変わる人もいるでしょうが、会社の同僚程度では不可能でしょう。
なので、他人に期待するよりも、自分がどう変わるかを考えるべきです。
他人は変えられないが、自分は変えられる。
他人に期待するよりも、自分で頑張った方が良い時もあります。
プライドを捨てる
「自分はこうあるべきだ!!」と意固地になっていると、他人との対立が起きてしまい、人間関係が悪化してしまいます。
また、プライドを捨てて、できないことやわからないことを他人に頼むことで、自分が楽になります。
プライドを捨てることで人間関係を改善されますし、仕事の負担も減ります。
辞める前にするべきこと
職場の人間関係に疲れて、「どうしても辞めたい!」と思うなら、会社を辞めた方が良いと思います。
しかし、会社を辞める前にやって欲しいことが3点ほどあるので、試してみてください。
家族や友達に相談する
まずは、身近な人に相談してみましょう。家族ならば、社会人経験もあるので、それなりのアドバイスが期待できます。
そして、何よりみなさんのことを1番に考えているので、家族に相談することはオススメです。
また、友達に相談してみるのも良いでしょう。
友達は、みなさんと同じ体験をしている可能性があるため、参考になることや解決法を教えてくれるかもしれませんよ。
何より、家族や友達は信用できるので、納得するまで、相談に付き合ってもらいましょう。
人事部に相談する
社内だけでどうにか解決したいのであれば、人事部に相談することをオススメします。
人事部に相談すれば、人事異動や人間関係改善に動いてくれる可能性があるからです。しかし、あまり期待しすぎるのもよくないです。
人事異動をするにも部の予算や人員配置の問題もあり、異動できない場合があります。異動できたらラッキーくらいの気持ちで、相談するのが良いでしょう。
辞めても変わるのかを考えてみよう
会社を辞めたからと言って、人間関係に悩まされないかを考える必要があります。それを全く考えずに転職してしまうと、転職先でも同じような問題が起こってしまいます。
そのため、まずは、自分で改善できることをして、現状を変えられるかを試してみてください。それでもダメだった場合は、転職もやむなしです。
重要なのは、「自分で改善する意思があるか」と「転職しても同じ状況にならないか」を考えることです。
人間関係は、根深い問題です。自分だけではどうにもならない場合がありますので、抱え込まないようにしてください。
そして、改善できる見込みがない場合は、転職をして環境を変えるのが得策でしょう。
みなさんが、職場の人間関係に満足できることを願います。