パソナキャリアに断られた!?【登録拒否の理由と対応策を解説】

今回は、「パソナキャリアに断られたときの対処法」についてお話ししていきます。

この記事は、このような人に読んで欲しいです。

・パソナキャリアに登録を断られる理由を知りたい

・断られた後の対応策を教えて欲しい

パソナキャリアは、大手の転職エージェントであり、多くの方が登録すると思います。

しかし、登録を断られると、転職できるか不安になってしまいますよね。

この記事では、「登録を断られる理由」と「断られた後の対応策」について解説していきます。

パソナキャリアに断られた理由6選

まずは、「パソナキャリアに断られた理由」についてお話ししていきます。

パソナキャリアに断られた理由

1.転職回数が多い

2.年齢と職歴が見合っていない

3.求められるスキルや資格がない

4.年齢が50代以上である

5.職歴が特殊すぎる

6.空白期間が長い

転職回数が多い

転職回数が多い人は、パソナキャリアから登録を拒否される恐れがあります。

なぜなら、短期間に転職を繰り返している人は「転職してもすぐ辞めるかも?」と思われてしまいます。そのため、登録には不利になります。

もちろん、キャリアアップのために転職を繰り返している人は例外です。

しかし、何の目的もなく、転職を繰り返すのは、おすすめしません。

年齢と職歴が見合っていない

マイナビエージェントは、20代〜50代までの幅広い年代を対象にしている転職エージェントです。

しかし、年齢と職歴が見合っていない場合は、登録を断られてしまう場合もあります。

具体的には、以下のような例が挙げられます。

・30代後半フリーターで正社員経験がない

・40代で管理職経験や特殊なスキルがない

年齢が上がるほど求められるハードルが高くなります。そのため、年齢に見合った職歴がないと紹介できる求人が少なくなり、登録を断られるのだと考えられます。

求められるスキルや資格がない

企業に求められているスキルや資格がないと、登録を拒否される可能性が高いです。

業界や業種によって、求められるスキルや資格は様々ですが、職務経歴書や履歴書で判断された場合、「紹介できる求人がない」と判断されたということです。

まずは、以下のような努力をしてみると良いでしょう。

・IT業界志望の場合、「基本情報技術者試験に合格する」や「プログラミング言語を習得する」

・目で見てわかる実績を積む(営業実績やプロジェクト遂行数など)

自分のスキルを習得したり、資格を取得したりして、自分の市場価値を高めることをオススメします。

年齢が50代以上である

パソナキャリアは、年齢制限はなく、幅広い年代をカバーしている転職エージェントです。

しかし、メインターゲットとしている年代は、20代〜40代であり、50代の求人は少ないのが現状です。

50代の転職では、高い業務スキルや経験が求められるので、そのレベルに達していない人は、登録を拒否される可能性があります。

職歴が特殊すぎる

職歴が特殊すぎると、登録を断られる場合もあります。

具体的には、以下のような職歴が挙げられます。

・自営業

・芸能人

・俳優・役者

・自衛隊

もちろん、20代のような若手であれば、「ポテンシャル」を評価されるかもしれませんが、30代以降になってくると、断られる可能性が上がってきます。

キャリアの空白期間が長い

キャリアの空白期間が長いと、登録を拒否される場合があります。

なぜなら、空白期間(ニート期間)が長ければ長いほど、転職の市場価値が下がるからです。

転職エージェントは、転職に成功させることで売上を伸ばしているビジネスモデルなので、転職に成功する見込みの薄い人は門前払いされてしまう恐れがあります。

もちろん、キャリアの空白期間が3ヶ月〜半年程度であれば問題ありませんが、1年以上の場合は転職市場価値が著しく下がるため注意してください。

パソナキャリアに断られた後の対応策

もしも、パソナキャリアに断られてしまった場合の対応策として、3つお伝えします。

断られた後の対応策

・パソナキャリアに再登録する

・他の転職エージェントに登録する

・自分で転職活動をする

それぞれ解説していきます。

パソナキャリアに再登録する

パソナキャリアは、一度断られても、再度登録を試みることができます。

しかし、断られた理由までは、教えてくれません。そのため、自己分析をして、足らないスキルや経歴を補う必要があります。

具体的には、以下のような努力をした後に再登録した方が良いでしょう。

・自分の長所やアピールポイントを探す。

・経歴やスキルに抜け漏れがないかチェックする。

・志望する業界・業種を考え直す。

意外と登録できるかどうかの判断基準は、曖昧だったりします。

そのため、自分の能力を付け足したり、アピールの仕方を変えることで、承認してもらえる可能性があります。

もちろん、経歴や資格を詐称しないように注意しましょう。

他の転職エージェントに登録する

パソナキャリアだけでなく、他の転職エージェントにも登録してみましょう。

転職エージェントごとに、登録できる判断基準は異なるので、「パソナキャリアには登録を断られたが、他の転職エージェントには登録できた」という口コミをあります。

そのため、諦めずに根気強く、転職エージェントに登録することがオススメします。

転職活動に自信がない方は、転職エージェントの協力によって、結果が違ってきます。

パソナキャリアに断られた場合は、以下のような転職エージェントに登録することをオススメします。

おすすめ転職エージェント

・『リクルートエージェント』:業界No.1の求人数
【公式】https://www.r-agent.com

・『doda』:転職者満足度No.1
【公式】https://doda.jp

・『パソナキャリア』:幅広い年代におすすめ
【公式】https://www.pasonacareer.jp

・『マイナビエージェント』:第二新卒や20代向け
【公式】https://tenshoku.mynavi.jp

自分で転職活動をする

転職エージェントを利用せずに、自分1人で転職活動を行う方法もあります。

実際に、転職サイトやハローワークを活用して、転職に成功させている人はたくさんいます。

企業や業界の情報は、「企業ホームページ」や「四季報」などを見るとわかるでしょう。

転職サイトを使って、転職活動をするなら、口コミの評判や使いやすさを考慮して、「リクナビNEXT」をオススメします。

また、多くの求人に触れて、自分に合う会社を選ぶために、複数の転職サイトに登録することをオススメします。

転職エージェントを活用せずに、転職を成功させるポイント

最後に、転職エージェントを活用しない方へ!転職を成功させるポイントを6つほど紹介します。

自力で転職活動する際のポイント
  1. 事前に準備するべきこと
  2. 書類作成のポイント(職務経歴書や履歴書など)
  3. 求人探しで重視すること
  4. 企業面接を通過する方法
  5. 内定時に気をつけること
  6. 円滑に退職する方法
それぞれ説明していきます。

1.事前に準備するべきこと

まず、転職活動をする前に「事前に準備するべきこと」を紹介します。

事前準備を怠ると、後々「企業面接」で苦労するパターンがあるので、注意しましょう。

事前に準備するべきこと
  • 自己分析を行う
  • 市場価値を正しく判断する
  • ポジティブな転職理由を考える
  • 業界研究を行う
転職において重要なことは、「希望の会社と自分がマッチしているかどうか」です。そのためには、自分のことを十分理解し、業界・会社についての研究を行う必要があるのです。

また、転職理由にも注意を払う必要があります。ネガティブな退職理由では、採用担当者から悪い印象を与えかねません。そのため、ポジティブな転職理由を伝えることをオススメします。

2.書類作成のポイント(職務経歴書や履歴書など)

転職活動で作成する書類は2つあります。それが「職務経歴書」と「履歴書」です。

それらの書類は、転職を成功させるためには必要不可欠なものになります。また、書類のクオリティによって、企業側に与える印象も大きく異なるため、慎重に作成する必要があります。

書類作成のポイント
  • 背景や経歴に合わせて、一貫性のある志望動機を作成する
  • 相手に伝わりやすい自己PRを作成する(資格や業績評価など)
志望動機については、「自分の背景や経歴」と辻褄が合う動機にした方が良いでしょう。また、自己PRについては、相手がピンとくる伝え方が良いです。

【良い例】

志望動機:IT業界でプログラミング開発を行っていましたが、お客様と直接話す仕事がしたかったため、ITコンサルタントを志望しました。

自己PR:3年間で6つのプロジェクトを完遂させました。その経験からJavaとC++を習得しました。また、IT関連の資格である「基本情報技術者試験」にも合格しました。

【悪い例】

志望動機:前職である営業職が自分に向いていないと思ったので、プログラマを志望しました。

自己PR:前職では、社外の営業活動をとても頑張りました。ITについては未経験ですが、できる限り頑張ります。

良い例では、背景や経歴と一貫性があり、とても心に響く志望動機になっています。また、自己PRも数字を用いて、業績を述べているので、採用担当者にもしっくりくる伝え方になっています。

悪い例では、志望動機がネガティブなものになっており、背景や経歴と一貫性がないため、悪い印象を与えます。また、自己PRでは、「とても頑張ります!」と発言していますが、これではどれだけの能力があるか分かりませんよね。

多くの職務経歴書や履歴書を見ていると、「悪い例」を多く見かけます。注意して作成しましょう。

3.求人探しで重視すること

次に、「求人探しで重視すること」について解説します。

以下の2点を重視しましょう。

求人探しで重視すること
  • 条件に合った求人に応募する
  • 多くの企業に応募する
まず、条件に合った求人には積極的にアプローチしていきましょう。

また、条件に合った求人が複数あった場合は、無理のない程度に多く応募しましょう。

転職を成功させている人は、多くの企業に応募して面接などで自分に合う会社かどうか見極めています。

4.企業面接を通過する方法

多くの人が企業面接で落とされるので、しっかりと対策する必要があります。

企業面接を通過する方法
  • 面接のマナーを習得する
  • 質問される内容を想定して、回答を用意する
  • 面接の反省点を洗い出し、次に活かす
企業面接では、最低限のビジネスマナーを見られます。どんなに優秀な業績を残している方でも、社会人としての振る舞いができなければ、論外です。

また、質問に対する回答も事前に用意しておくと良いでしょう。

大体、質問される内容は、どの会社も似通っています。そのため、対策はそこまで難しくはないです。

そして、企業面接がうまくいかない時は、「なぜ通過できなかったのか」「自分に足りないものは何か」を考える必要があります。転職エージェントを活用している場合は、キャリアアドバイザーからフィードバックをもらえるのでオススメです。

5.内定時に気をつけること

「面接を通過して、内定をもらえば終わり!」というわけではありません。

内定を承諾するべきかを考える必要があります。入社後に「こんなはずではなかった・・・」と後悔しないために、内定先の会社をリサーチしましょう。

内定を承諾するポイント
  • 社風に合っているか
  • 待遇に納得しているか
  • 仕事内容にギャップがないか
面接時に話していた内容と異なることはよくあることです。そのため、口コミサイトなどで、会社の雰囲気を確認しましょう。
おすすめ口コミサイト

『転職会議』
【公式】https://jobtalk.jp

『Openwork(旧:Vorkers)』
【公式】https://www.vorkers.com/my_top

待遇面でのギャップは、リサーチで防ぐことができるので、後悔しないようにしましょう。

特に、「みなし残業なのか?」や「交通費・住宅補助の金額上限」など細かいところまでチェックしておくことをおすすめします。

6.円滑に退職する方法

転職先が決まった後は、今の会社を辞めなければいけません。

その際に、間違った手段で退職を切り出すと、今後の関係がこじれてしまう恐れがあるので、慎重に行いましょう。

退職で意識するポイント
  • 1ヶ月前には上司に退職の意思を伝える(引継ぎが多ければ、2ヶ月前)
  • 会社についてネガティブなことを言わない
  • 引継ぎや片付けをしっかりと済ませる
法律では、「2週間前に退職の意思を伝えれば問題ない」と言われていますが、引継ぎや手続きの都合上、最低でも1ヶ月前には上司に伝えるようにしましょう。

また、会社にネガティブなことを言うことはオススメしません。特に、同じ業界に転職する方は、意外なところで繋がる可能性があるため、関係を悪くすることはやめましょう。