今回は、「朝礼スピーチのネタ探し」についてお話ししたいと思います。
また、内容を決めるために意識することや話すときに気をつけることについてもお話ししますので、合わせて読んでみてください。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 朝礼のネタ探しが面倒に感じる人
- 何を意識して朝礼をすれば良いかわからない人
朝礼のスピーチといえば、新人研修中や配属後に新人がやらされる恒例行事となっています。
もちろん、進んでやりたいと思う方は少ないですが、うまく朝礼を話せれば、周りからの評価がアップします。
そのため、朝礼を上手くこなせるようになりましょう!!
ネタ探しのコツ
まずは、朝礼で話すネタ探しが面倒に感じるときありませんか?
1回目ならまだしも、何回もやっていると、流石に話すネタが尽きてきますよね・・・
しかし、以下のことを意識することで、ネタ探しに苦労することがなくなります。
それでは、ネタ探しのコツを紹介します。
仕事で学んだこと
まずは、研修中や仕事で学んだことを朝礼で話すと良いです。
自分が実際に学んだことなので、話しやすいですし、同僚や部下の役に立つ可能性があるので、喜ばれるでしょう。
しかし、当たり前すぎることを話してしまうと、あまりよく思われない場合があるので、注意しましょう。
自分だけしか知り得ない情報を話すと評価がアップするでしょう。
時事ネタ
朝礼のネタとして、時事ネタを話すことをオススメします。
なぜかというと、時事ネタを聞いて、嫌な気持ちになる人はいませんし、むしろ勉強になるでしょう。
また、時事ネタの場合は、話題が尽きることがないですし、自分で考える必要がないので、ネタ探しは楽できます。
しかし、難しい内容を知ったかぶりに話してしまうと、質問されたときに、自分を苦しめるので、できる限り簡単な内容にすると良いでしょう。
日常の出来事
考えることが面倒に感じる人は、日常の出来事から朝礼のネタを探すことも良いでしょう。
自分にとっての日常は、他人にとっては貴重な体験だったりもします。
もちろん、何も得しない情報を朝礼で話されても、時間が無駄になってしまうので、為になるかは考えた方が良いかもしれません。
今日は何の日?
そして、最終手段が、「今日は何の日」なのかを話すことです。
これについては、考える必要もありませんし、内容も難しくないので、忙しい人用の最終手段です。
例えば、11月29日を例に挙げてみます。
そしたら、「11月29日 出来事」とワード検索をすれば、11月29日に起きた出来事が出てきます。イメージとしてはこんな感じです。
11月29日 → 「いい肉の日」
このように何気ない1日でも、何かしらのイベントがあるので、それについて話すと良いでしょう。
内容を決めるときに意識すること
どこでネタを探すかについては解決しましたね。
次に、内容を決めるときに意識することを話します。
聞き手が興味のあること
スピーチには、当然ながら聞き手が存在します。
なので、聞き手が興味のあることや知りたいことは何かを考える必要があります。
OK:職場に女性が多いなら、美容について話す
NG:若い人が多いのに、年金について話す
誰だって、興味のある話の方が聞きたいですよね。
誰にでも理解できること
また、難しすぎて、誰にも理解できないことを話すのもNGです。
朝礼のスピーチは全員が理解できることに意味があります。
そのため、自己満足で、自分の持ち得る専門知識を展開してもウケは良くありません。
むしろ、少し簡単な内容の方が良い場合があります。
また注意して欲しいのが、年代別でも知識に差があるため、できる限り年齢差に関係のない話題が好ましいです。
できる限りポジティブな話
そして、話題はポジティブな方が良いです。
聞き手にとっては、朝からポジティブな話題を聞くことで、一日の仕事を前向きに行うことができます。
逆に、朝からネガティブなことを聞いて、良い気分にはなりませんよね。
人に不快感を与えないポジティブな話題を話をした方が無難です。
話すときに気をつけること
準備がよくできても、実際にスピーチをしてみたら、不評だったことがあると思います。
そのため、話すときにも気をつけるべき点があるので、紹介します。
結論をまず話そう
まずは、自分が何を言いたいのかを知ってもらうために、「結論から言う」ようにしましょう。
よく、理由や前置きを話してから、結論をいう人がいますが、それでは、聞き手の頭には入りません。
聞き手が知りたいのは、結論です。
そのため、結論を言ってから、根拠や理由をいうと、頭に入りやすくなります。
文字数を気にする
台本を作るなら、文字数も気にした方が良いです。
朝礼スピーチには、時間に制限があります。
1分の場合もあれば、長い朝礼では3分の場合もあります。
1分間スピーチの場合は、300文字前後
3分間スピーチの場合は、900文字前後
このくらいの文字数が、人に伝わりやすい最適のスピードです。
台本ベタ読みでOK
話すことが苦手な方もいるでしょう。
その時は、台本を用意して、ベタ読みをしましょう。
台本を読んでいようが、内容と話すスピードがよければ、特に気になりません。
もちろん、台本を見ながら、話すことを禁止している会社もあるので、一概には言えません。
しかし、ベタ読みが可能であれば、甘えてしまうのもアリです。