今回は、「関西大学アイススケート部監督を退任した織田信成から学ぶこと」についてお話ししていきます。
まずは、このニュースの詳細について、説明していきます。
関西大学アイススケート部退任の詳細
プロスケーターの織田信成氏が29日、監督を退任した理由について、自身のブログに記しました。
リンク内で私に対して嫌がらせがあり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになった。
引用:織田信成オフィシャルブログより
しかし、関西大学では織田氏のアイススケート部の監督退任を発表した際に、理由としては、以下のように述べている。
それに対して、織田氏はこのように反論した。
そして、本当の理由を以下のように打ち明けた。
嫌がらせから逃げることは正しい
今回、「関西大学の辞任」のニュースを扱いましたが、織田信成氏の行動は「正しい行動」であると思っています。
その理由は、深掘りしていきます。
嫌な環境で仕事をしても、自己成長に結びつかないから
嫌な環境で仕事をしていると、ネガティブなことばかり考えて、自発的な行動ができない場合はあります。
また、精神的に自分を守ることに必死になり、スキルアップに手が回らないこともあります。
そんな環境下で成長しようとするのは、コスパが悪すぎます。
逆に、楽しい環境で働くことで、自分で考えて行動するようになるため、PDCAサイクルが周り、自己成長につながりやすくなります。
また、精神的な余裕も出てくるので、プライベートも充実できる点もメリットの一つです。
例に挙げるとこんな感じです。
耐えることで成長できるというのは勘違いです
嫌がらせを耐えることで成長できるというのは勘違いです。
そもそも辛いことには2通りあると思っています。
- 技術的に辛いこと
- 精神的に辛いこと
似たような環境かと思いますが、対応が大きく変わってきます。
技術的に辛い職場は慣れるまで続けるべき
精神的に辛い職場はすぐに逃げるべき
逆に、精神的に辛い職場からはすぐに逃げましょう!
結論から言うと「無意味」だからです。
嫌がらせやモラハラを耐えることで、スキルが身につくわけでもないし、新しい価値観が共有できるわけでもない。
たまに、上記のようなことを言う人がいますが、無視しましょう!!
嫌がらせを耐えた先には、何も待っていませんし、何も身につきません。
うつになってからでは遅い
このような人がいますが、辞めるのが遅すぎます。
理由は2点あると思います。
- うつは治るのに時間がかかるから
- 転職に不利になるから
うつは治るのに時間がかかるから
精神的な病気は目に見えないため、非常に怖いです。
そもそも完治の定義が曖昧なのです。
平均的には、再発予防の期間も含めると1年以上かかると言われています。
しかし、20〜30代の1年は長すぎます。
なので、うつになる前に、辛い環境から離れる必要があるのです。
転職が不利になるから
今のご時世、退職から転職までの期間が長ければ長いほど、転職が不利になります。
医者や弁護士のような国家資格を持っている人ならまだしも、普通の会社員が転職するとなれば、空白期間が長いのは相当痛手です。
また、うつで仕事を辞めたという経歴を面接官に言うと、「再発のリスク」を考えられ、転職しづらくなります。
辛くなったら、会社を辞めてもいい!!
会社にとって、自分の代わりはいつでも用意できますが、自分の代わりはいません。
辛すぎて、うつになってしまう前に、会社を辞めましょう。
そして、自分に合った環境で、一生懸命頑張ることが大切です。