関大監督を退任!?織田信成から学ぶこと【嫌な環境から逃げる】

織田信成 嫌がらせ

今回は、「関西大学アイススケート部監督を退任した織田信成から学ぶこと」についてお話ししていきます。

 

まずは、このニュースの詳細について、説明していきます。

関西大学アイススケート部退任の詳細

 

 

プロスケーターの織田信成氏が29日、監督を退任した理由について、自身のブログに記しました。

リンク内で私に対して嫌がらせがあり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになった。

引用:織田信成オフィシャルブログより

しかし、関西大学では織田氏のアイススケート部の監督退任を発表した際に、理由としては、以下のように述べている。

「多忙で監督としての時間が十分に取れない」と申し出があった。
明らかに、織田氏と関西大学で意見が食い違っていることがわかる。

 

それに対して、織田氏はこのように反論した。

多忙を理由に監督を辞任したわけではなく、また関西大学でとの話し合いの場で「多忙で監督として十分な時間が取れない」とは一言も話していません。

そして、本当の理由を以下のように打ち明けた。

嫌がらせの影響で体調を崩すようになり、辞任するまでの3ヶ月間リンクに行くことができなかったことと、それに対する関西大学の対応が誠意のあるものではなかったためである。
その後、本人は「途中で職務を投げ出す形になり、本当に申し訳なく思っている」と述べました。

嫌がらせから逃げることは正しい

 

 

今回、「関西大学の辞任」のニュースを扱いましたが、織田信成氏の行動は「正しい行動」であると思っています。

その理由は、深掘りしていきます。

 

嫌な環境で仕事をしても、自己成長に結びつかないから

嫌な環境で仕事をしていると、ネガティブなことばかり考えて、自発的な行動ができない場合はあります。

また、精神的に自分を守ることに必死になり、スキルアップに手が回らないこともあります。

そんな環境下で成長しようとするのは、コスパが悪すぎます。

 

逆に、楽しい環境で働くことで、自分で考えて行動するようになるため、PDCAサイクルが周り、自己成長につながりやすくなります。

また、精神的な余裕も出てくるので、プライベートも充実できる点もメリットの一つです。

 

例に挙げるとこんな感じです。

嫌な職場で働く→自発的に行動しなくなる→自己成長につながらない
楽しい職場で働く→自発的に行動する→自己成長につながる
楽しい職場の方が、のびのび働けて、成長にもつながるなら、そっちを選びますよね。
また、精神的に辛い職場は、いち早く逃げることが重要です。

耐えることで成長できるというのは勘違いです

嫌がらせを耐えることで成長できるというのは勘違いです。

そもそも辛いことには2通りあると思っています。

 

  1. 技術的に辛いこと
  2. 精神的に辛いこと

 

似たような環境かと思いますが、対応が大きく変わってきます。

 

技術的に辛い職場は慣れるまで続けるべき

技術的に劣っているため、辛いと思うのであり、続けるべきです。
この環境に慣れることで、スキルが身につき、自己成長につながるからです。
「仕事が難しくて、ついていけないので転職します」
上記のような人がいると思いますが、もったいないです。
給料をもらって、自分の足りないスキルを学べるので、最高の環境だと思います。

精神的に辛い職場はすぐに逃げるべき

逆に、精神的に辛い職場からはすぐに逃げましょう!

結論から言うと「無意味」だからです。

嫌がらせやモラハラを耐えることで、スキルが身につくわけでもないし、新しい価値観が共有できるわけでもない。

 

「嫌がらせで退職するのは甘えだ」

 

たまに、上記のようなことを言う人がいますが、無視しましょう!!

嫌がらせを耐えた先には、何も待っていませんし、何も身につきません。

 

うつになってからでは遅い

「うつになったので、会社辞めます。」

このような人がいますが、辞めるのが遅すぎます。

 

理由は2点あると思います。

  • うつは治るのに時間がかかるから
  • 転職に不利になるから

 

うつは治るのに時間がかかるから

精神的な病気は目に見えないため、非常に怖いです。

そもそも完治の定義が曖昧なのです。

平均的には、再発予防の期間も含めると1年以上かかると言われています。

しかし、20〜30代の1年は長すぎます。

なので、うつになる前に、辛い環境から離れる必要があるのです。

 

転職が不利になるから

今のご時世、退職から転職までの期間が長ければ長いほど、転職が不利になります。

 

医者や弁護士のような国家資格を持っている人ならまだしも、普通の会社員が転職するとなれば、空白期間が長いのは相当痛手です。

また、うつで仕事を辞めたという経歴を面接官に言うと、「再発のリスク」を考えられ、転職しづらくなります。

 

辛くなったら、会社を辞めてもいい!!

会社にとって、自分の代わりはいつでも用意できますが、自分の代わりはいません。

辛すぎて、うつになってしまう前に、会社を辞めましょう。

そして、自分に合った環境で、一生懸命頑張ることが大切です。