今回は、「転職活動で役に立つ自己分析4ステップ」と言うテーマでお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 自己分析のやり方がわからない
- 自己分析ってなんで必要なの?
しかし、正しい自己分析を行わないと、間違った解釈で自分を捉えてしまい、企業面接で失敗してしまいます。
この記事では、「自己分析が必要な理由」や「自己分析で抑えておくべきポイント」について説明していきます。
・『リクルートエージェント』:業界No.1の求人数
【公式】https://www.r-agent.com
・『doda』:転職者満足度No.1
【公式】https://doda.jp
・『パソナキャリア』:幅広い年代におすすめ
【公式】https://www.pasonacareer.jp
・『マイナビエージェント』:第二新卒や20代向け
【公式】https://tenshoku.mynavi.jp
目次
自己分析はなぜ必要なの?
まずは、自己分析が必要な理由について紹介します。
- 転職活動の軸を明確にするため
- 自分の強みを整理するため
転職活動の軸を明確にするため
1つ目の理由は、「転職活動の軸を明確にするため」ということです。
逆に、転職活動の軸が明確でないと、転職に失敗してしまう可能性が高くなります。
そのため、転職活動の軸を明確にすることはとても大切なことなのです。
転職活動の軸は、以下のようなものが挙げられます。
- 待遇を良くしたい
- やりがいのある仕事がしたい
- プライベートの時間が確保できる会社に転職したい
転職後の充実度にも大きく関わるので、転職の軸はしっかりと考える必要があります。
自分の強みを整理するため
2つ目の理由は、「自分の強みを整理するため」ということです。
自己分析をすることで、「自分はどんなスキルがあるのか?」「自分はどんな性格なのか?」を整理することができます。
そして、自分の強みを整理することは、履歴書作成や企業面接でも大いに役立ちます。
また、自分の強みを知ることで、自分の市場価値を明確にできるので、大きな失敗をすることを避けられますよ。
自己分析で抑えておくべき4ステップ
次に、自己分析で抑えておくべき4ステップについて紹介していきます。
- 自分のキャリアを振り返る
- 何をやりたいのかを明確にする
- 何ができるのかを洗い出す
- 自分に求められていることを整理する
【ステップ1】自分のキャリアを振り返る
ステップ1は、「自分のキャリアを振り返る」です。
自分の経歴を振り返ることで、「ステップ2〜ステップ4」の工程をスムーズに進めることができるので、しっかり自分の経歴を洗い出しましょう。
振り返る経歴は、以下の通りです。
- 仕事概要(どんな仕事に携わったか)
- 具体的な仕事内容(成功体験や失敗体験)
- 身につけたスキル
具体的な仕事内容では、「仕事での成果」や「失敗した経験」などを詳細に書き出しましょう。
身につけたスキルでは、「業務で身につけたスキル」や「取得した資格」だけでなく、「仕事に対する考え方・スタンス」も書き出すと、アピールする材料が増えることでしょう。
- 自分のキャリアを洗い出すことは簡単に思えますが、 意外と時間がかかるので、余裕を持って取り組みましょう。
【ステップ2】何をやりたいのかを明確にする
ステップ2では、「何をやりたいかを明確にする」ということです。
このステップでは、自分がどんなキャリアを歩みたいかの希望を洗い出す工程です。
洗い出す項目は、「仕事内容」や「ポジション」だけでなく、「どんな趣味をしたいのか?」や「友人・家族とはどのくらい一緒にいたいのか?」についても考える必要があります。
なぜなら、仕事だけでなく、プライベートについても考えることで、人生の充実度が増すと考えているからです。
以下のような手順でやりたいことを明確にしましょう。
- 「仕事」と「プライベート」に分けて、やりたいことを洗い出す
- 洗い出した項目に優先順位をつける
- 項目同士で競合した場合は、優先順位の高い項目を採用する(具体例:「家族と多くの時間を過ごす」と「仕事をバリバリする」では競合してしまうので、その時は優先順位の高い項目を優先する)
なぜなら、自分の知らない一面が、友人や家族との会話で見えてくるケースが多くあるからです。
- まず、自分1人でやりたいことを洗い出してみましょう。それでも、足りないと思うなら、友人・家族に相談してみると良いでしょう。
【ステップ3】何ができるのかを洗い出す
ステップ3では、「何でできるのかを洗い出す」ということを行います。
実際に、できることが明確でないと、採用面接では通用しません。
また、やりたいこととできることが一致しない場合、不採用となってしまうので、しっかり自分ができることを明確にしておきましょう。
できることをカテゴリ別に考えると、整理しやすいでしょう。
- 仕事で身についた能力(提案力やコミュニケーション能力)
- スキルや資格(TOEICや国家資格)
- 人物像(「粘り強い」や「チャレンジ精神旺盛」)
そのため、自分でできることを洗い出した後、周囲にも意見を伺ってみると良いでしょう。
【ステップ4】自分に求められていることを整理する
ステップ4では、「自分に求められていることを整理する」ということを行います。
企業が自分に求められていることを理解することで、転職活動を有利に進めることができます。
「ステップ2:やりたいこと」を明確にしたことで、志望する業界が定まったかと思います。また、「ステップ3:できること」で自分の特性や能力が理解できたでしょう。
それらのことを踏まえて、ステップ4を進めていきましょう。
- 志望する業界がどのような人材を求めているか理解する
- 自分の特性・能力が、求められている人材と合致するかを考える
そして、求められている人材が、「ステップ3:できること」と合致するかを分析することが必要です。
もちろん、「できること≠求められる能力」でないと、採用される可能性は低くなるので、注意しましょう。
自己分析を行う上での注意点
最後に、自己分析を行う上での注意点について紹介します。
- 自分の能力を誇張しすぎない
- 自分に都合の良い分析は危険
自分の能力を誇張しすぎない
1つ目の注意点が、「自分の能力を誇張しすぎない」です。
希望する企業に採用されたいが故に、自分の能力を誇張しすぎると、とても危険です。
自分の能力を誇張しすぎた場合のリスクを挙げておきます。
- 採用面接で、本当の能力がバレた場合、印象が悪くなる
- 転職後、仕事内容がついていけなくなる
- 最悪、経歴詐称になってしまう
自分を大きく見せすぎないように注意しましょう。
自分に都合の良い分析は危険
2つ目の注意点は、「自分に都合の良い分析は危険」ということです。
自己分析する場合、どうしても自分に都合の良い分析をしてしまいがちです。
しかし、そうしてしまうと、間違った方向に分析してしまい、転職に失敗してしまう恐れがあります。
そのため、客観的に分析する必要があります。
客観的に分析するために意識することをまとめました。
- 「数字(業績や成果)」や「事実(職歴や資格)」を参考にする
- 同僚や友人の意見を参考にする
おすすめ転職エージェント4選
おすすめ転職エージェントを4つ紹介します。
求人情報を見るためだけに利用することもできるので、気軽に登録してみましょう。
また、無料で利用できるので、安心してご利用できます。
【おすすめ転職エージェント】
・『リクルートエージェント』:業界No.1の求人数
【公式】https://www.r-agent.com
・『doda』:転職者満足度No.1
【公式】https://doda.jp
・『パソナキャリア』:幅広い年代におすすめ
【公式】https://www.pasonacareer.jp
・『マイナビエージェント』:第二新卒や20代向け
【公式】https://tenshoku.mynavi.jp
転職エージェントの特徴や選ぶときのポイントが知りたい方は、以下の記事に記載しています。
>>転職エージェントおすすめ10選【転職成功者が解説】
転職活動でよくある質問
- 転職エージェントと転職サイトの違いとは?
- 転職エージェントとのキャリア面談では何をするの?
- 転職エージェントの選び方とは?
- 転職エージェントに断られるのはなぜ?
- 転職エージェントがしつこいのですが、紹介や面談を断る方法とは?
- 面接後に転職エージェントに連絡すると通過率が上がるってホント?
それぞれ説明していきます。
転職エージェントと転職サイトの違いとは?
転職エージェントと転職サイトの違いがよくわからないことですよね。
それぞれ特徴は以下のとおりです。
【転職エージェント】:転職活動のサポートが充実したサービスになっています。キャリア面談や履歴書添削、面談対策など様々な協力をしてくれます。
【転職サイト】:Webサイトを通して求人を紹介するサービスです。様々な業界・業種がカバーされており、多くの求人から比較して、自分に合った求人を探すことができます。
転職エージェントと転職サイトについて、詳しくは以下の記事に記載しています。
>>転職エージェントと転職サイトの違いを解説【どっちを使う?】
転職エージェントとのキャリア面談では何をするの?
転職エージェントに登録すると、キャリア面談を受けるのですが、どのような内容なのか不安ですよね。
キャリア面談の内容は以下のとおりです。
- 自己紹介を行う
- これまでの職務経歴・スキルなどを確認する
- 転職理由やキャリアを相談する
- 希望する条件を話し合う
- 希望に沿った求人を紹介される
ネガティブな転職理由・退職理由などを伝えても大丈夫です。むしろ、嘘偽りなく伝えた方が、より自分にあう求人を探してもらえますよ。
キャリア面談について、詳細は以下の記事に記載しています。
>>転職エージェントとの面談って何するの?【準備から内容まで解説】
転職エージェントの選び方とは?
最近では、多くの転職エージェントがあるので、どれを選んだらいいか迷いますよね。
転職エージェントを選ぶ手順は以下のとおりです。
- 総合型転職エージェントを2〜3社登録する
- 業界特化型転職エージェントを2社登録する
- 複数の転職エージェントから1つに絞る
転職エージェントの選び方について、詳しくは以下の記事に記載しています。
>>転職エージェントの選び方を解説【複数登録して、1つに絞る】
転職エージェントに断られるのはなぜ?
転職エージェントには登録する際に、審査があり対象外だった場合、登録を拒否されることがあります。
転職エージェントに断られる理由は以下のとおりです。
・転職回数が多い
・空白期間・ブランク期間が長い
・社会人経験がない
・対象外の地域に住んでいる
・年齢が対象外である
・希望の業界・業種が対象外である
・職務経歴が特殊である
しかし、転職サポートが受けられることを考えると、転職エージェントに登録した方が有利です。
断られる理由について、詳しくは以下の記事に記載しています。
>>転職エージェントに断られる理由を解説【なぜ相手にされないのか?】
転職エージェントがしつこいのですが、紹介や面談を断る方法とは?
転職エージェントに登録すると、興味のない求人を紹介されたり、強引に企業面談を設定されることがあります。そのため、それらのアポイントを断る方法について知っておく必要があります。
求人紹介や面談を断る方法について、以下の記事に記載しています。
>>【例文コピペOK】転職エージェントの断り方を徹底解説
面接後に転職エージェントに連絡すると通過率が上がるってホント?
企業へ面接に行った後に、転職エージェントに連絡することで、面接通過率が上がります。
また、以下のようなメリットがあります。
・キャリアアドバイザーからのフィードバック
・キャリアアドバイザーから企業へのフォローアップ
また、企業へのフォローアップもしてくれるので、採用担当者への印象が良くなり、面接が通過しやすくなります。
面接後のフォローについて、詳しくは以下の記事に記載しています。
>>面接後のフォローが通過率を上げる【転職エージェントを活用】