今回は、「日本人の働き方は問題である」というテーマでお話ししていこうと思います。
この記事を見て欲しい人の特徴は以下のような人です。
- 日系企業に勤めていて、働き方に疑問を持っている人
- 日系企業の体系が原因で、仕事のモチベーションが上がらない人
以前は私は、大手IT企業に2年半ほど勤めていました。
その頃から、「日本の働き方って問題あるな〜」とは思っていましたが、あまり気にはしていませんでした。
ですが、海外からするとありえないことがあるのを知ったので、それをみなさまに紹介したいと思います。
日本の働き方が問題だと思う要因
それでは、日本の働き方が問題だと思う要因について説明します。
有給が取得しづらい
まず、有給が取得しづらいことが挙げられます。
世界と比べても日本は有給消化率が圧倒的に低いです。
厚生労働省が出している「平成30年就労条件総合調査の概況」によると、労働者1人の平均有給消化率は51.1%でした。中小企業では、50%を下回っているところもありました。世界的に見ても、有給消化率50%は相当低い数字になっています。
その原因としては、2通り考えられます。
- 業務量が多く、仕事が終わらないから
- 有給を取得しづらい雰囲気があるから
業務量が多く、仕事が終わらないから
これについては、上長に責任があると思います。
1人が捌き切れない業務量を振っているわけです。その場合は、「スケジュールを見直す」か「人員を増員する」かしかないと思います。
しかし、日本の企業には、それらをする体力がないのも事実です。
有給が取得しづらい雰囲気があるから
主にこの問題が、有給を取得しづらくしている印象があります。
- 先輩が有給を取得していないから、有給を取得しづらい
- みんな忙しそうだから、有給を取得しづらい
会社の雰囲気の問題であり、改善するのは難しいでしょう。
「自分が有給を取得していないから、相手にも有給を取得して欲しくない」という気持ちが、どんどん有給を取得しづらくしています。
自分の仕事が終わったなら、有給を取得しても良い気がしますけど・・・
頑張っても頑張らなくても、給料は変わらない
頑張っても頑張らなくても、給料が変わらないと、モチベーションが上がらないですよね・・・
割と、優秀な若手がこれに不満を持っていることが多いです。
- 「同期よりも頑張っているのに同じ給料なのは納得いかない」
- 「先輩よりも仕事しているのに、自分の方が給料が低い」
外資系企業では、「インセンティブ」というものがあって、今期の業績に合わせて、給料が変わるといった仕組みがあります。
なので、「結果を残せた人はインセンティブが高い」。逆に「結果を残せなかった人はインセンティブが低い」という風になります。
そう考えると、外資系企業の方が、「正当な評価をしている」といえますね。
残業が多過ぎる
残業が多過ぎるのも日本の働き方の特徴です。
厚生労働省では、「残業の上限は、原則月45時間・年360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません」としている。
しかし、実際にはこのようなことを厳守できていない会社も存在します。
また、月残業時間が80時間を過ぎると、過労死のリスクが上がるので、注意してください。
環境を変えてみよう
以上のことを聞いて、「日本の働き方は問題だ」と思った人もいるでしょう。
しかし、不平不満だけを口にしていては、意味がありません。
周りの人や環境は変えられなくても、自分のことは変えられるはずです。
なので、これから、現状を変えるための働き方をご紹介します。
外資系企業に転職する
- 頑張っても給料が上がらないと悩んでいる優秀な若手社員
- 日本の働き方に疑問を持っている中堅社員
このような人には、「外資企業への転職をオススメします」
日本の働き方とは、無縁の会社があるとすれば、外資系企業です。
外資系企業の特徴としては、こんな感じです。
- 自分の業績が、給料が反映されやすい
- 無駄な作業が少ない
- 残業や有給取得について、変な風潮がない
しかし、実力主義の文化が濃いので、「自分の実力に自信がある方」や「挑戦してみたい方」にオススメです。
副業をしてみる
働き方に疑問は持っているが、転職をする勇気は出ない方は「副業」がオススメです。
副業ならリスクなしで、自分の働き方を変えることができます。
収入源を会社に依存することなくなるので、副業が軌道に乗れば、独立の道までひらけます。
しかし、本業と併用することになるので、体力的な負担がかかります。
無理だけはしないでくださいね!!
自信がついたら独立してみる
転職しても、副業にしても、結果が出て、自信がついたら独立をしてみるのも良いかもしれません。独立でしたら、自分に合った働き方を実現できるので、全ての不満が解決できます。
私も今、ブロガーとして独立していますが、働き方についての不満は全くありません。しかし、金銭的には不安定になるので、相当の覚悟が必要です。
まとめ
日本の働き方は、労働者に対して深く考えられたものではありません。そのため、不満に思う方も多いでしょう。しかし、不満に思うこと自体に意味はありません。
不満に思ったら、社会を変えるよりも自分が変わる努力をしましょう。