今回は、「個人の転職エージェントって大手と何が違うの?」と言うテーマでお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 個人の転職エージェントのメリット・デメリットを知りたい!
- 個人の転職エージェントは大手と比べて、何が違うの?
転職活動を始めると、個人の転職エージェントを目にする機会があると思います。
実際、個人の転職エージェントは小規模であり、利用するにはリスクがあるから使わないと言う人が多いでしょう。
この記事では、「個人の転職エージェントのメリット・デメリット」や「大手との比較して、どちらが良いのか!」について解説していきます。
・『リクルートエージェント』:業界No.1の求人数
【公式】https://www.r-agent.com
・『doda』:転職者満足度No.1
【公式】https://doda.jp
・『パソナキャリア』:幅広い年代におすすめ
【公式】https://www.pasonacareer.jp
・『マイナビエージェント』:第二新卒や20代向け
【公式】https://tenshoku.mynavi.jp
目次
個人の転職エージェントってなに?
個人の転職エージェントとは、「1人または少人数で運営している転職エージェント」を指します。
現在、大手から個人まで合わせて、転職エージェントは2万社ほどあります。
大手で言えば、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」などがあり、転職業界で多くの実績をあげています。
しかし、個人の転職エージェントならではの強みも存在します。
そのため、大手と個人の強みを理解した上で、自分に合っている方を利用しましょう。
個人の転職エージェントのメリット
まずは、個人の転職エージェントのメリットについて解説していきます。
具体的には、4つのメリットがあります。
- 利用者にマッチした求人を紹介してくれる
- 担当者と企業で強いコネクションを持っている
- 臨機応変に対応してくれる(土日対応など)
- 求職者に対して真摯に向き合ってくれる
それぞれ説明します。
利用者にマッチした求人を紹介してくれる
個人の転職エージェントは、扱っている求人が少ないため、求人のニーズを詳細まで理解しています。
そのため、利用者の特性に合った求人を紹介してくれます。
個人の転職エージェントは、以下の判断基準を持って、求人を紹介してくれます。
- どんな人材を欲しているか?
- 会社の雰囲気が利用者と合っているか?
- 「利用者のやりたいこと」と「企業で行う業務」がマッチしているか?
担当者と企業で強いコネクションを持っている
個人の転職エージェントは、担当者と企業の間に強いコネクションがあるため、転職活動を有利に進めてくれます。
強いコネクションを持つことで、以下のような点で有利になります。
- 書類選考や第一次面接をスキップしてくれる
- 事前に重要な情報を共有してくれる
臨機応変に対応してくれる(土日対応など)
個人の転職エージェントは、臨機応変に対応してくれます。
個人の転職エージェントは、担当する求職者の人数が少ないため、求職者1人に対して親身に対応してくれます。
逆に、大手の転職エージェントでは、多くの人を1人の担当者が受け持つため、あまり臨機応変には対応してくれません。
臨機応変に対応してくれることで、以下のようなメリットがあります。
- 土日でもキャリア面談を受け付けてくれる
- 面談時間を変更しやすい
- 履歴書添削や面談対策を多く行なってくれる
求職者に対して真摯に向き合ってくれる
個人の転職エージェントは、求職者に対して、真摯に対応してくれる傾向にあります。
なぜなら、個人の転職エージェントは、大手ほどノルマに厳しいわけではないため、業績重視の対応を行いません。
もちろん、全ての個人転職エージェントが真摯に対応してくれるわけではないので、よく見極めて、利用しましょう。
業績重視の対応をしている転職エージェントの見極め方をお伝えします。
- 求人紹介がしつこい
- あまり転職サポートに時間を割いてくれない
- 内定受諾を急かしてくる
個人の転職エージェントのデメリット
次に、個人の転職エージェントのデメリットを紹介します。
- 自分にあった転職エージェントが探しにくい
- 求人数が少ない
- 転職できる業界が制限される
- 転職サポートの質にばらつきがある
自分にあった転職エージェントが探しにくい
個人の転職エージェントを利用することで、自分に合った転職エージェントを探しにくくなります。
なぜなら、大手の転職エージェントでは「担当者の変更」を行えばよいが、個人の転職エージェントでは「会社ごと変更」する必要があります。
そのため、相性の良い担当者を探すのに、時間と労力がかかるのです。
転職エージェントを活用する上で、相性の良い担当者を見つけることが、最も重要であることを覚えておいてください。
求人数が少ない
大手と比べて、個人の転職エージェントは、扱っている求人数が少ないです。
そのため、自分の条件に合った求人を探すことが困難になってきます。
そのほかにも、求人数が少ないことのデメリットを挙げておきます。
- 会社選びの選択肢が少ない
- 自分の条件にあった求人が見つからない
- 希望の業種がない
転職できる業界が制限される
個人の転職エージェントでは、転職できる業界が制限されます。
興味のある業界の求人がなかったり、業界特化の転職サポートが受けられなかったり、するためです。
そもそも、興味のある業界の求人がなかったら、応募することができません。
また、未経験である場合は、業界に特化した転職サポートを受けた方が、転職成功率は高くなります。
そのため、特殊な業界である場合は、注意する必要があります。
転職サポートの質にばらつきがある
個人の転職エージェントの場合、転職サポートの質にばらつきが生じてしまいます。
大手の場合は、蓄積された転職ノウハウや圧倒的な求人数でカバーできますが、個人の転職エージェントではそれがありません。
そのため、個人の転職エージェントの場合、優秀な担当者でないと、手厚いサポートが期待できません。
個人の転職エージェントと大手の比較
次に、個人の転職エージェントと大手の転職エージェントを比較してみました。
以下の表は、個人の転職エージェントと大手の転職エージェントを比較したものです。
個人転職エージェント | 大手転職エージェント | |
気軽さ | △ | △ |
求人掲載数 | △ | ◎ |
転職成功実績数 | △ | ◎ |
キャリア相談 | ◎ | ◎ |
転職対策 | ◎ | ◎ |
利用料 | ◎(無料) | ◎(無料) |
やはり、「求人掲載数」と「転職実績数」で差が出てしまいます。
とは言え、最終的には、「相性の良い担当者かどうか」が重要になってきます。
そのため、個人の転職エージェントを活用したい場合でも、「大手の転職エージェントとの併用」がおすすめです。
大手の転職エージェントと併用しましょう
個人の転職エージェントで転職サポートを受けている場合でも、大手の転職エージェントと併用することで、お互いの弱点を補い合うことができます。
次に、おすすめな大手の転職エージェントを4つ紹介します。
・『リクルートエージェント』:業界No.1の求人数
【公式】https://www.r-agent.com
・『doda』:転職者満足度No.1
【公式】https://doda.jp
・『パソナキャリア』:幅広い年代におすすめ
【公式】https://www.pasonacareer.jp
・『マイナビエージェント』:第二新卒や20代向け
【公式】https://tenshoku.mynavi.jp
転職エージェントの特徴や選ぶときのポイントが知りたい方は、以下の記事に記載しています。
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