今回は、「今後も生き残れる仕事を考察してみた」と言うテーマでお話しします。
この記事はこのような人に読んで欲しいです。
- 今後、生き残れる仕事がわからない人
- 今後、生き残るために必要な能力を知りたい人
今後は、AIやロボティクスによって、人間の働き方が大きく変わると言って良いでしょう。
そんな中で、私たちはどんな仕事に就いた方が良いのか。
そして、どんな能力を身につける必要があるのか。
それらを知る必要があると思います。
なので、この記事では、「生き残る仕事・なくなる仕事の特徴」と「生き残るためのスキル」をご紹介したいと思います。
生き残る仕事の特徴
生き残る仕事の特徴をまとめてみたので、ご覧ください。
きっと、仕事選びの役に立つと思います。
人にしかできない仕事
AIやロボティクスに置き換わることができない仕事が、今後生き残ると予想されます。
具体的な職業は以下の通りです。
- カウンセラー
- 医者
これらの仕事はAIやロボティクスには代替できませんよね。
カウンセラーや医者をロボットで代用しても、患者の精神的安定までは治すことができないからです。
みなさんもカウンセラーや医者がロボットになったら、いやですよね・・・
答えのない仕事
また、答えのない仕事についても、今後生き残ると予想されます。
具体的には、このような職業が挙げられます。
- 脚本家
- 芸術家
- 芸能人
これらに共通することは、「答えのない仕事」であるということです。
AIは答えが明確であることには長けていますが、答えのないことを解決することを苦手としています。
また、人間の強みとして、自ら課題を見つけて、答えがなくとも、思考する能力があります。
しかし、AIにはそのような力はまだありません。
AIに仕事を奪われないためには、答えのないことを解決するような仕事を選んだ方が良いかもしれませんね。
なくなる仕事の特徴
逆に、今後AIやロボットによって、奪われる仕事の特徴を紹介したいと思います。
単純作業が多い仕事
AIやロボティクスの得意とする分野であり、今後真っ先になくなる仕事であると予想されます。
なぜなくなるのかというと、単純作業については、ロボットの方が早く正確に遂行することができるからです。
人間はミスをしますし、モチベーションによって仕事の質も左右されます。
単純作業であれば、ミスなく作業スピードが落ちないロボットの方が良いわけです。
思考しない仕事
人間の感情を考える必要がない仕事は、AIやロボットに奪われるリスクがあるでしょう。
AIやロボットと比べて、人間のとくな分野は「考えること」です。
考える必要のない仕事は、AIやロボットの方が効率が良い場合があります。
そのため、考える仕事に就くことで、仕事を奪われるリスクを少しでも減らすことができます。
答えが明確な仕事
答えが明確な仕事はAIやロボットの方が、効率よく働くことができるため、今後生き残るのは難しいです。
「プログラマー」を例に挙げてみましょう。
要件さえ決まっていれば、あとはプログラミングをするだけだと思います。
しかし、もう作るものは決まっているので、プログラミングをわざわざ人間の手で行う必要はないですよね。
つまり、何を作るかさえ決まっていれば、あとはロボットに任せてしまっても問題ないでしょう。
むしろ、人間が行うべきは、「どんなシステムを作るかを考える仕事」です。
決められたものを作るだけの仕事は、いずれAIに奪われてしまうことでしょう。
生き残るためにはどうしたら良いのか?
単純作業や決まったことでは、AIやロボットには勝てないことがわかりましたよね。
しかし、私たちは、生活するために仕事を奪われないようにしなければなりません。
そのため、今後身につけるべきスキルを紹介します。
考える力を身につける
まずは、「考える力」を身につけましょう。
AIやロボットが10年後も侵入することができない領域として、「考える仕事」が挙げられます。
そのため、今からは考える能力が求められます。
しかし、考える能力を身につけるためには、どのようなことをすれば良いのかイメージつきませんよね。
そんな人のために、思考力を身につける方法を紹介します。
新聞を読み、自分なりに考察する
新聞には、新しい物事が多く取り上げられています。
その物事を自分なりに考察することで、「考える力」を身につけることができます。
例えば、このような感じに考察すると良いでしょう。
10%増税についての記事が新聞に載っていた。
世論は、増税に批判的である。【考察】
私はそうは思わない。
増税することで、国の財源が潤い、国民のために使われれば、生活しやすくなるだろう。
もちろん、他に自分に合った方法があれば、その方法を採用しても良いと思います。
身の回りにあるものを考えてみる
これは誰でもどこでもできると思います。
例えば、人通りの少ない場所に、お店ができたとしましょう。
そうしたら、「なんでこんな場所にお店ができたんだろう?」という疑問が出てきますよね。
意識すれば誰だって、思いつくことです。
しかし、普段はそんなに考えるモードに入っていないため、スルーしてしまうでしょう。
考える能力を身につけるために、普段から何気ないものにも関心を示すようにしましょう。
得意な分野を3つ用意する
今の時代、1つの分野で仕事をすることが困難になってきます。
なぜなら、1つの分野だけでは、仕事の幅に限界があるからです。
また、1つの分野だけでは、競争率も激しいため、オススメしません。
それよりも、3つの得意分野を持ち、それらの組み合わせて仕事をする方が、仕事の幅が広がりますし、競争率も低いので、仕事がなくなりにくいです。
金融系の仕事を例に挙げます。
金融系の仕事は飽和状態であり、それだけで仕事をするのは難しいです。
しかし、「金融系×IT」ならばどうでしょう。
今、話題になっていますが、「フィンテック」です。
話題になったのは、最近であり、まだまだ参入することは可能だと思います。
もっというと、「金融系×IT×?」なら今までにないことができると思いませんか?
「?」の部分は私にもわかりませんが、3つの分野を組み合わせることで、間違いなく、価値のある仕事に就けそうですよね。
その「?」の部分をこれから身につけることで、自分の市場価値を高めることができるでしょう。
コミュニケーションスキルをアップさせる
また、コミュニケーションスキルをアップすることは、これから生き残っていく上で、必須のスキルとなります。
なぜかというと、対人コミュニケーションは、AIやロボットには難しい領域だからです。
スムーズに、相手の感情を読み取って、コミュニケーションを取る能力はAIでは、身につけることは難しいでしょう。
少なくとも、10年後〜20 年後の間では、AIにコミュニケーションスキルが身につくことはないと言われています。
そのため、コミュニケーションスキルを向上させることで、大切なのです。
2カ国語以上話せるようにする
コミュニケーションスキルと合わせていうと、2カ国語以上話せるようにしましょう。
そうすることで、コミュニケーションをとる人数が跳ね上がるからです。
日本語だけですと、1億人が限界でしょう。
しかし、中国語を覚えるだけで、プラス13億人の人とコミュニケーションをとることができます。
コミュニケーションスキルを身につけることは大切ですが、そもそもコミュにケーソンが取れる人数も多いに越したことはないでしょう。
そのため、多くの言葉を使えるようになりましょう。