今回は、「転職活動で役に立つ職務経歴書の書き方」と言うテーマでお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
・職務経歴書の書き方を教えてほしい
・職務経歴書を書く際の注意点を知りたい
「職務経歴書なんて適当に書いておけばいいでしょ!!」と思っていませんか?
しかし、実際は職務経歴書をしっかり作成しないことで、書類審査に落とされてしまう可能性が上がります。
いくら企業面接を対策しても、書類選考をパスできないと意味ないですよね。
この記事では、「転職活動に役立つ職務経歴書の書き方」や「職務経歴書を書く際の注意点」などを紹介します。
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目次
職務経歴書を書く前の自己分析
職務経歴書を作成する前に、「自分の知識・スキル」や「自己PR・志望動機」について明確にする必要があります。
そのため、自己分析を行うことをおすすめします。
自己分析を行う理由
自己分析を行う理由は2つあります。
- 職務経歴書に書く内容を整理する
- 企業面接の対策になる
それぞれ説明していきます。
職務経歴書に書く内容を整理する
職務経歴書には、「活かせるスキル・自己PR・志望動機」などたくさん書くことがあり、最初から一気に書こうとすることはあまりおすすめできません。
まずは自分のことについて理解することで、一貫性のある内容になるでしょう。
一度自分について振り返ってみると、自分が知らない自分に気付けるかもしれません!
企業面接の対策になる
企業面接では、履歴書や職務経歴書の内容を深掘りして、質問されることが多いです。
そのため、職務経歴書に書いた内容をしっかり理解して、尚且つ「なぜそう思ったのか?」を答えられるようにしておきましょう。
そのためには、正しい自己分析の方法を抑えておくことが大切になります。
自己分析の4ステップ
- 自分のキャリアを振り返る
- 何をやりたいのかを明確にする
- 何ができるのかを洗い出す
- 自分に求められていることを整理する
それぞれ説明していきます。
【ステップ1】自分のキャリアを振り返る
自分の経歴を振り返ることで、「ステップ2〜ステップ4」の工程をスムーズに進めることができるので、しっかり自分の経歴を洗い出しましょう。
振り返る経歴は、以下の通りです。
- 仕事概要(どんな仕事に携わったか)
- 具体的な仕事内容(成功体験や失敗体験)
- 身につけたスキル
自分のキャリアを洗い出すことは簡単に思えますが、 意外と時間がかかるので、余裕を持って取り組みましょう。
【ステップ2】何をやりたいのかを明確にする
このステップでは、自分がどんなキャリアを歩みたいかの希望を洗い出す工程です。
以下のような手順でやりたいことを明確にしましょう。
- 「仕事」と「プライベート」に分けて、やりたいことを洗い出す
- 洗い出した項目に優先順位をつける
- 項目同士で競合した場合は、優先順位の高い項目を採用する(具体例:「家族と多くの時間を過ごす」と「仕事をバリバリする」では競合してしまうので、その時は優先順位の高い項目を優先する)
まず、自分1人でやりたいことを洗い出してみましょう。それでも、足りないと思うなら、友人・家族に相談してみると良いでしょう。
【ステップ3】何ができるのかを洗い出す
実際に、できることが明確でないと、採用面接では通用しません。
また、やりたいこととできることが一致しない場合、不採用となってしまうので、しっかり自分ができることを明確にしておきましょう。
できることをカテゴリ別に考えると、整理しやすいでしょう。
- 仕事で身についた能力(提案力やコミュニケーション能力)
- スキルや資格(TOEICや国家資格)
- 人物像(「粘り強い」や「チャレンジ精神旺盛」)
注意点として、「自分ができると思っていること」と「周囲があなたに対して、できると思っていること」では異なる場合があります。
【ステップ4】何ができるのかを洗い出す
企業が自分に求められていることを理解することで、転職活動を有利に進めることができます。
「ステップ2:やりたいこと」を明確にしたことで、志望する業界が定まったかと思います。また、「ステップ3:できること」で自分の特性や能力が理解できたでしょう。
それらのことを踏まえて、ステップ4を進めていきましょう。
- 志望する業界がどのような人材を求めているか理解する
- 自分の特性・能力が、求められている人材と合致するかを考える
もちろん、「できること≠求められる能力」でないと、採用される可能性は低くなるので、注意しましょう。
職務経歴書の書き方
職務経歴書の書き方を紹介します。
職務要約
職務要約は、「自分の経歴を端的にまとめたもの」です。
採用担当者は多くの職務経歴書を見るため、一人の職務経歴書にかける時間はとても短いです。ちなみに、職務経歴書を見る時間は、1枚あたり5秒程度だと言われています。
そのため、短い時間でも自分の魅力が十分に伝わる文章が好ましいでしょう。
職務要約を書くポイントは、以下の通りです。
- 客観的な事実を伝え
- 具体的な数字を用い
- 文字数は200文字〜300文字でまとめる
以上のことを意識することで、より良い職務要約が作成できるでしょう。
職務経歴
職務経歴は、「新卒入社から現在に至るまでのキャリア」を記載します。
配属や異動、昇進などターニングポイントを箇条書きするとわかりやすく表現できます。
また、担当業務だけではなく、「仕事の進め方」や「実績」など自己PRにつながることも記載すると、自分をアピールすることができます。
そして、自分のキャリアや経歴に合わせて、職務経歴の書き方も考える必要があるでしょう。
- 経歴が長い人には「逆年代順の職務経歴がおすすめ」
- スキルや経験をアピールしたい人は、「キャリア式の職務経歴がおすすめ」
逆年代順は、直近の経歴を一番上に書き、過去を遡っていく形式です。40代など経歴が長い人は、採用した方が良いです。
キャリア式は、最もPRしたい職務経歴を中心に書く形式です。応募する会社が求めている経歴を中心に書くと効果抜群です!
活かせる知識・スキル
活かせる知識・スキルは、「応募する企業で活かせる経験・知識」を記載してください。
また、関係のない知識やスキルを記載することはおすすめしません。だいたい、3点〜5点ほどに絞りましょう。
自己PR
自己PRは、「自分を売り込むため、職務経歴書では一番大切な箇所」です。
そのため、強みや特性をわかりやすく、記載する必要があります。
自己PRを記載する際には、以下の4点を意識してみましょう。
- 今まで行ってきた仕事内容
- これまで収めてきた結果
- これまでのキャリアで得られた強み
- 応募企業で貢献できるスキル
以上の4点を中心に自己PRを書いてみましょう!
志望動機
志望動機では、「なぜこの企業を選んだのか?」の根拠を記載します。
志望動機を考えるプロセスとして3つの手順があります。
- 応募企業を選んだ理由
- 職種やポジションを選んだ理由
- 応募企業や職種、ポジションで貢献できる根拠
1から順に考えると、志望動機を整理しやすいですよ!
職務経歴書を作成する時のポイント
最後に、職務経歴書を作成する時のポイントについて答えていきます。
- 職務経歴書は2枚にまとめる
- 見やすいレイアウトを心がける
- 手書きよりもPCで作成した方が良い
- 面接で利用されることを意識する
- 誤字脱字のチェックをする
それぞれ説明します。
職務経歴書は2枚にまとめる
「職務経歴書は、何枚にまとめるのがいいですか?」という質問をよくされます。
結論から言うと、2枚にまとめるのがお勧めです。
理由としては、1枚では内容が薄いと思われてしまい、3枚では書類の管理が大変だからです。
そのため、2枚にまとめることが相手側を考慮した最適な枚数となります。
見やすいレイアウトを心がける
先ほども説明しましたが、採用担当者は時間の都合上、職務経歴書に目を通す時間が限られています。
そのため、見やすいレイアウトにすることが重要になります。
もし、レイアウトが見づらい職務経歴書を提出されたら、内容が素晴らしくても、読む気がうせますよね・・・
手書きよりもPCで作成した方が良い
もちろん、手書きでも問題はありません。しかし、誤字を修正したり、レイアウトを見直したりした場合に、PCで作成した方が余計な手間が省けてお勧めです。
また、PCの場合、職務経歴書をデータで管理できるので、紛失するリスクを抑えられます。
面接で利用されることを意識する
応募企業に提出した職務経歴書は、後日面接で利用されることが多いため、記載内容は覚えておいた方が良いです。
また、あえて突っ込みどころを用意しておくと、面接の受け答えが楽になりますよ。
誤字脱字をチェックする
とても基本的なことですが、誤字脱字が目立つ文章は印象が悪いです。
そのため、応募企業に提出する前にはチェックを必ず行いましょう。また、自分では気づかない場合もあるため、親や友達にもチェックをお願いすると良いでしょう。
転職エージェント4選
最後に、転職エージェントを4つ紹介します。
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