今回は、「会社で上司に頼まれた仕事の断り方」を紹介します。
この記事は、このような人に読んでほしいです。
- 上司に仕事を頼まれすぎて困っている人
- 仕事を断れない人
上司に頼まれた仕事って断りにくいですよね・・・
「断ると、怒られるんじゃないか・・・」とか「評価が下がってしまうのではないか・・・」と考える人は多いと思います。
結論から言うと、「仕事は断るべき」です。
しかし、断ると言っても、「いやだからやりません!」では上司との関係が悪化してしまいます。
そのため、正しい断り方をみなさんに紹介したいと思います。
上司から頼まれた仕事の断り方
断り方の違いで、その後の上司への印象が全く変わります。
そのため、ちゃんとした断り方をしましょう!
納期がギリギリの仕事があるから
納期がギリギリの仕事が他にある場合は、このような断り方をしましょう。
「納期がギリギリの仕事があるので、その仕事を引き受けると、間に合いそうにありません。」
だいたいの上司はこの言い方で、引き下がってくれます。
もし、それでも引き下がらない場合は、以下のように言いましょう。
「この仕事を引き受ける代わりに、今私が行っている仕事を、他の社員に割り振ってください」
このようにいえば、自分の負担はだいぶ軽くなるでしょう。
自分1人で、全てこなそうとするのではなく、条件をつけると、上司も考えてくれることが多いです。
技術的にできないと言う
自分では、技術的に仕事を完遂することが難しい場合は、このように断りましょう。
「この仕事は、自分の力では難しいので、他の人にお願いしてください。」
それでも、「どうしてもやってほしい!」と言われたら、このように言いましょう。
①:「自分1人では難しいので、他の社員と協力して仕事をさせてください。」
②:「頼まれた納期までに終わりそうにないので、納期を伸ばしてください。」
どちらでもいいと思います。
本当に、技術的に難しい場合は、「①」をいいましょう。
逆に、期限が間に合いそうにない場合は、「②」をいいましょう。
仕事の負担が偏っていると抗議する
明らかに、周りに比べて、自分の業務量が多い場合は、このように断りましょう。
「周りに比べて、自分の業務量が偏っていると思うので、スケジュールの見直しをお願いいたします。」
それでも、上司に「お前だけ遅すぎるんだよ!甘えるな!」と言われた場合は、このように言いましょう。
「任された仕事の中で、思ったよりも難しい案件があったため、遅れてしまいました。申し訳ございません。」
これをいえば、引き下がってくれます。
とはいえ、スケジュールよりも後ろ倒しになってしまった場合は、「早めに上司に相談する」のも1つの選択です。
仕事を断るの基準
ここまで聞くと、「断り方はわかったけど、断る基準がわからない!」と言う人もいると思います。
次に、「仕事を断る基準」について説明します。
業務時間内に終わりそうか
まずは、業務時間内に仕事を終わらせることができるかどうかで考えましょう。
要するに、「定時帰り」を基準にしましょう。もちろん、「残業をするな!!」までは言いません。しかし、残業ありきの認識を改めた方が良いです。
もし、仕事を任されても、業務時間内に終わりそうなら、仕事を引き受けても良いでしょう。仕事を引き受けることで、上司からの評価が上がる可能性があります。
しかし、業務時間では、終わりそうにないなら、断ることをオススメします。
自分のスキルが足りているか
自分のスキルが足りているかどうかでも判断するようにしましょう。
難しい仕事を無理して、引き受けてしまうと、取り返しのつかないミスをする場合があるので、注意してください。
もちろん、時間に余裕があり、周りの同僚がサポートしてくれそうなら、引き受けても良いでしょう。自分のスキルアップにもつながるので、損はしないです。
しかし、今の仕事に追われている場合は、仕事を断り、他の人に任せた方が良いでしょう。
周りよりも自分の業務量が多いか
最後に、周りよりも自分の業務量が多いかどうかを見極めることも重要です。
自分ばかりが、仕事を任されていると、体力的にも精神的にも辛いですからね。
しかし、この判断は非常に難しいです。なぜなら、周りと同じ業務量を任されていたとしても、「自分の方が業務量が多い!!」と思ってしまうからです。
そのため、明らかに業務量に偏りがある場合のみ、仕事を断るようにしましょう。
そうしないと、周りに嫌われてしまう恐れがあるからです。
限界を迎える前に断る
どんなに屈強な人でもいつかは限界が訪れるものです。
しかし、限界が来てからでは、遅すぎます!!
そのため、限界が来る前に、仕事を断るようにしましょう。
自分がやらなくても周りがやってくれます
結局、自分が仕事をしなくても、周りがやってくれます。
もちろん、「周りに甘えろ!」と言っているわけではありません。
しかし、自分の仕事は周りの社員でもできるので、無理に責任感を持つ必要はありません。
頑張っても報われるとは限らない
どんなに会社のために頑張ろうが、報われない場合もあります。
「上司に気に入られているか」、「役職のポストが空いているか」で出世できるか決まるので、頑張ったからと言って、出世できるかわからないです。
そのため、会社よりも自分のことを第一に考えましょう!!
自分のカラダは換えが効かない
今やっている仕事は、換えが効きます。
しかし、みなさんのカラダは換えが効きません!
そのため、「限界を迎えるかも・・・」くらいで、仕事を断るようにしましょう。
もし、それでも、仕事を無理強いしてくる場合には、「会社からの離脱」も念頭におきましょう。