農業とブログは両立できるのか?【農業ブロガーが解説します】

農業ブロガーの一日

今回は、「農業とブログは両立できるのか」と言うテーマでお話ししていきます。

 

この記事は、このような人に読んで欲しいです。

  • 農業とブログが両立できるのか知りたい人

 

農業とブログは、あまり関連性がないように思えますが、実はそんなことはありません。

むしろ、相乗効果を生み出す場合があります。

 

また、「農業とブログの両立はできるのか」と言うことをこの記事でお話ししたいと思います。

 

農業とブログの両立はできるのか?

まずは、農業とブログが両立できるのかについて、お話ししていきます。

 

両立できます

農業もブログもやりたい人はいると思います。

しかし、「農業とブログの両立はできるのか?」と言う疑問が出てきますよね。

 

結論を言うと、出来ます

 

実際に私は、農業をやりながら、ブログを書いていますが、ちゃんと両立出来ています。

 

農業ブロガーの1日

次に、農業とブログを両立するための、1日のスケジュールを解説します。

具体的な例をあげた方が良いと思うので、今回は「生姜の収穫」を例に挙げます。

 

6時〜10時

まず、毎朝6時に起きます。

そして、7時までに朝ごはんを食べ終えます。

 

7時から10時の3時間で、ブログを1記事作成し終えます。

 

これがモーニングルーティーンです。

 

10時〜17時

10時から13時まで生姜を掘り返す作業を行います。

掘り返す作業は意外と楽です。

 

その後、お昼休憩を1時間挟み、午後の作業に移ります。

 

14時〜17時で、掘り出された生姜の茎や根っこを取ります。

これが、結構時間がかかりますし、重労働です。

 

そして、軽トラックに、生姜を乗せて、1日の農業が終了です。

 

17時〜24時

17時〜20時の3時間で、ブログをもう1記事作成します。

この作業は、体力が余っていたら行う感じです。

もし、疲れていたり、何か用事があった場合は、省くこともあります。

 

農業もブログも継続するためには、無理をしないことが大切ですからね。

 

20時ごろに夕飯を食べて、また作業に移ります。

 

21時〜24時の間に、翌日の作業をまとめておきます。

具体的に言うと、「農業の段取り」や「ブログのキーワード選定」などです。

この作業を行うことで、翌日の作業をスムーズに進めることができるので、オススメです。

 

そして、24時に就寝して、翌日に疲れを残さないようにします。

 

簡単にできる

私の1日のスケジュールをみていただきましたが、意外と簡単そうでしたよね。

 

もちろん、疲れた時には、省略していい仕事もあるので、精神的にも身体的にも辛くはないです。

スケジュールを柔軟に変えられることが、個人事業主の良いところでもありますからね!

 

また、人間関係で悩むことがないので、本当に気が楽です。

理不尽に悩まされることがなく、納得いかなければ作業を中断することもできます。

 

社会人より圧倒的に楽

私も会社員時代に、人間関係や理不尽に悩まされてきました。

しかし、農業とブログに合ってからは、楽しい毎日を送っています。

 

もちろん、自分への責任は大きくなりましたし、本気で頑張らないと全く稼ぐことが出来ませんが、やりがいや仕事の楽しさを得ることが出来ました。

 

「会社員」と言うステータスに疲れたら、農業×ブログの生活も良さそうですね。

 

農業とブログは相性が良い

農業とブログのやりがいや楽しさを少しは伝わりましたかね(笑)

しかし、「農業とブログの組み合わせって実際どうなの?」と疑問を持った方も多いでしょう。

 

実は、農業とブログの相性は非常に良いのです。

 

これから、農業とブログの相性について、解説していきます。

 

農作物の個人売買が可能になる

自分の畑で生産できた農作物を、ブログを通して、「個人売買」することも出来ます。

 

「どう言うこと?」

 

つまり、農作物に興味を持ってくれた方と、お店を通さずに、売買することが出来ます。

 

流れとしてはこうです。

 

①お客さんが自分のブログを見る

②ブログを通して、お客さんが自分の生産している農作物に興味を持ってくれる。

③お客さんが、農作物をメールで注文する

しかし、個人売買にはどんなメリットがあるのか?
売り手と買い手のどちらにもメリットがあるので、それぞれ紹介します。

売り手のメリット

個人売買をすることで、売り手は、スーパーなどに卸すよりも高い値段で売ることができるのです。

なぜかと言うと、仲介業者に頼まず、直接取引しているので、仲介料などがかからずに済むからです。

 

また、個人売買の場合、収穫したての作物をすぐに届けることができるので、お客さんに美味しく食べてもらえるのです。

 

もちろん、郵送の手間はかかりますが、そこまで面倒な作業でもないですし、高く取引できるので、断然お得です。

 

買い手のメリット

個人売買することで、安くて新鮮な作物を手に入れることが出来ます。

 

先ほどと同じことを言いますが、仲介業者を介していないので、安く取引できます。

また、スーパーの作物と比べて、新鮮な作物を手に入れられます。

 

生産者が誰なのかを知っていることで、安心感も得られます。

またに、スーパーなどで、生産者の写真が載せられていますが、「誰?」ってなるので、結局安心には繋がりませんよね。

もちろん、気をつけるべき点もあります。

個人間で売買するので、相手が信頼できる人でないと、トラブルに巻き込まれる場合があるので、注意してください。

 

ブログのネタが増える

農業で得られた経験をそのままブログのネタにできるので、ネタ切れの心配もありません。

ブログとは、自分の経験したことや知識を伝える場です。

なので、経験は多いに越したことはありません。

 

また、農業を実際に行っている方は少ないので、希少価値の高い情報になります。

農業とブログの両方やっている人数を数えたら、日本中でも数えるほどでしょう。

なので、価値の高い記事を書くことができるのです。

 

興味があれば、小規模から始めてみよう

農業というと、大規模農業を想像してしまいますが、それだけではありません。

自分の庭や部屋でも十分農業はできますし、高い設備を揃える必要もありません。

 

小規模からでも良いと思うので、興味があれば挑戦してみてください。

 

向いていると思ったら、規模を拡大すればよし

農業に向いているかどうかはやってみなければ分かりません。

そのため、実際に農業をやってみるのも良いと思います。

 

そして、「向いている」と思ったら、本格的に農業に挑戦するのも良いかもしれませんね。

 

畑作だったら、そんなに初期投資はかからない

畑作なら、そこまで初期投資はかからないです。

だいたい100万円くらいあれば、畑作を本格的に始められます。

 

「100万円!!高すぎるよ!!」と感じたら、自治体に頼ると何とかなります。

 

自治体によっては、若い人向けに農業支援を行っているところもあります。

農業支援の内容は、「農業のやり方」から「初期投資の援助」まで様々です。

 

貯金が少ない人で、農業に興味のある人は自治体を頼ることがオススメです。

 

米農家はやめた方が良い

最後に忠告しておくと「米農家はやめた方が良い」です。

 

なぜかというと、ハイリスク・ローリターンのビジネスだからです。

「今時、ハイリスク・ローリターンのビジネスなんてあるのか!?」とツッコミがあると思いますが、あります(笑)

 

米農家はまず初期投資額が高いです。

  • 田植え機:70万円
  • コンバイン(収穫する機械):400万円
  • トラクター:100万円
  • その他:約100万円

 

だいたい700万円くらいかかります。

 

では、米を収穫することで得られる金額は1年間にどのくらいかというと・・・

約3万平米の面積を使って、8000キロが収穫できるので、130万円程度になります。

 

もちろん、130万円はあくまで売上なので、経費を差し引くと利益はもっと低いです。

700万円の初期投資に対して、130万円の売上では、厳しいことが分かりますよね。

 

また、機械のメンテナンス代も毎年かかるので、経費は膨らむばかりです。

そのため、米農家だけはやめておきましょう。