今回は、「転職エージェントのメリット・デメリットを徹底解説」と言うテーマでお話ししていきます。
この記事は、このような人に読んで欲しいです。
- 転職エージェントのメリットとデメリットを知りたい
- 結局、どんな転職エージェントを使ったらいいの?
しかし、転職エージェントを調べてみると、「転職エージェント うざい」や「転職エージェント 騙されるな」など様々な悪評がありますよね。
この記事では、「転職エージェントのメリット・デメリット」や「転職エージェントの選び方」などを紹介します。
・『リクルートエージェント』:業界No.1の求人数
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・『doda』:転職者満足度No.1
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・『パソナキャリア』:幅広い年代におすすめ
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・『マイナビエージェント』:第二新卒や20代向け
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目次
転職エージェントを利用するメリット5選
まずは、転職エージェントを利用するメリットについて紹介していきます。
- 非公開求人を紹介してくれる
- 企業との日程調整や給与交渉などを行ってくれる
- 書類添削や面接対策を行ってくれる
- 志望する業界の有益な情報を共有してくれる
- 採用担当者にあなたの魅力を売り込んでくれる
メリット①:非公開求人を紹介してくれる
転職エージェントを利用することで、非公開求人を紹介してくれます。
非公開求人とは、ネットで検索しても探すことができない求人を指します。条件の良い求人が多く、競争率も低いことが特徴です。
転職エージェントが保有する求人の8割が、非公開求人だと言われています。
少しでも選択肢を広げたいなら、転職エージェントに登録して、非公開求人を紹介してもらうことが良いでしょう。
メリット②:企業との日程調整や給与交渉などを行ってくれる
また、転職エージェントの担当者にお願いすれば、企業との日程調整や給与交渉なども行ってくれます。
在職中に転職活動をする方は、とにかく時間的な余裕がないです。
しかし、転職エージェントの担当者に頼むことで、面倒な作業を代行してくれます。
特に、求職者自身が給与交渉を行うことはおすすめしません。なぜなら、給与交渉のやり方を間違えると、採用担当者への印象を悪くしてしまいます。
そのため、給与交渉など面倒な作業は、担当者にお願いするのが良いでしょう。
メリット③:書類添削や面接対策を行ってくれる
転職活動で重要になってくる工程として、「書類作成」と「企業面接」が挙げられます。
転職エージェントの担当者は、それらの作業を手伝ってくれます。
特に、転職の経験がない方は、書類添削や面接対策をしてもらった方が良いと思います。
書類添削では、求職者のアピールポイントを整理してくれたり、誤字脱字の指摘などをしてくれます。
面接対策では、よくある質問を想定した模擬面接を行います。それによって、企業への理解度や受け答えマナーを改善することができます。
メリット④:志望する業界の有益な情報を共有してくれる
転職エージェントの担当者は、企業の採用担当者と繋がりがある場合が多いので、有益な情報を持っています。
具体的には以下のような情報が挙げられます。
- 欲している人物像
- 会社が重宝するスキル
- 実際の社風や雰囲気
ネットで調べても出てこないような情報を知ることができるので、とても大きなメリットだと思います。
メリット⑤:採用担当者にあなたの魅力を売り込んでくれる
面接終了後に、転職エージェントの担当者が、「面接で伝え忘れたこと」や「求職者の魅力」などを採用担当者に売り込んでくれます。
また、応募する際にも、企業に推薦状を送ってくれるので、経験・スキル・アピールポイントを伝えてくれます。
担当者もノルマがあるため、割と本気であなたの魅力を売り込んでくれるでしょう。
転職エージェントを利用するデメリット5選
次に、転職エージェントに見捨てられたらどうなるのかについて説明します。
- 求人紹介がしつこい場合がある
- 自分のペースで転職活動が進められない
- 高圧的な態度を取られてしまい、自信を喪失してしまう
- 業界の知識が浅く、転職サポートの質が低い場合もある
- 地方では求人数が少なく、あまり効力を発揮しない
それぞれ説明します。
デメリット①:求人紹介がしつこい場合がある
1つ目のデメリットは、求人紹介がしつこい場合があると言うことです。
転職エージェントの担当者には、ノルマを達成するため、求職者が望まない求人紹介をしてくるのです。
具体的な例は以下のとおりです。
- 年収や高いポジションの求人をやたらと勧めてくる
- 興味のない業種や職種を紹介される
- 紹介してくる求人が多すぎる
- 求人紹介の連絡が頻繁にくる
その時は担当者の変更をおすすめします。
デメリット②:自分のペースで転職活動が進められない
2つ目のデメリットとして、「自分のペースで転職活動が進められない」と言うことが挙げられます。
自力で転職サイトから求人を検索するのであれば、自分のペースで転職活動を行うことができます。
しかし、転職エージェントを通して転職活動を行うと、担当者の意向が関係してきます。
「知らない間に求人に応募されていた」「面接スケジュールを勝手に決められた」などの評判もあるます。
そのため、自分のペースでは転職活動ができなくなります。
デメリット③:高圧的な態度を取られてしまい、自信を喪失してしまう
担当者の中には、利用者を見下して、高圧的な態度をとる方もいます。
そして、そのような態度を取られることによって、利用者が萎縮してしまったり、自信を喪失してしまうことがあります。
転職相談に来る利用者の中には、キャリアに自信がなかったり、空白期間が長かったりする人もいます。そういった方をバカにする担当者が一定数いることは覚えておきましょう。
また、高圧的な態度をとる担当者に当たった場合は、速やかに担当者を変更することをおすすめします。
デメリット④:業界の知識が浅く、転職サポートの質が低い場合もある
経験の浅い担当者に当たってしまうと、転職サポートの質が低いことがあります。特に、履歴書添削や面接対策は、担当者によって大きな差がつきます。
また、採用担当者とのコネクションも弱いので、有益な情報を持っていない場合があります。そのため、企業が欲している人物像やアピールポイントを分析するのに、苦労するでしょう。
未経験で転職する場合、業界に精通する担当者に担当してもらった方が良いでしょう。
デメリット⑤:地方では求人数が少なく、あまり効力を発揮しない
地方で転職する場合、転職エージェント強みが発揮できないことがあります。
具体的には以下のことが挙げられます。
- 保有する求人数が少ない
- 拠点がないので、対面でのサポートができない
- 地方企業とのコネクションが弱い
転職エージェントの特色によって、メリット・デメリットが異なる
ここまでで、転職エージェントのメリット・デメリットを紹介してきました。
しかし、転職エージェントにも特色があり、それぞれでメリット・デメリットが異なることも把握する必要があります。
メリット | デメリット | |
大手総合型(大規模) | ・掲載求人数が多い
・転職ノウハウがしっかりしている ・幅広い業界をカバーしている |
・社員数が多いため、担当者ごとに転職サポートの質に偏りがある
・連絡や求人紹介がしつこいことがある |
業界特化型(中規模) | ・業界に精通した転職サポートを受けられる
・大手総合型でも保有していないような優良求人を保有している |
・特定の業界の求人しか扱っていない
・未経験からの転職がしづらい |
個人型(小規模) | ・転職サポートが手厚い
・採用企業との繋がりがとても強い |
・求人数が極端に少ない
・業界や企業に偏りがある |
簡単にまとめたものが以上の表になります。
3種類の転職エージェントの特徴を細かく解説していきます。
大手総合型転職エージェント
大手総合型転職エージェントの最大の強みは、「求人数の多さ」です。
選択肢を広げるためにも、求人数の多い転職エージェントに登録することは必須になります。
どんなに完璧な事前準備をしたところで、自分に合う求人に出会うことができなければ、転職に成功することはできません。
また、大手総合型は転職実績もあり、転職ノウハウがしっかりしています。そのため、ある程度、転職サポートの質が担保されます。
しかし、社員数も多いため、担当者によって転職サポートの質に偏りが生じる場合もあります。
業界特化型転職エージェント
業界特化型転職エージェントは、「業界や年齢に特化した転職エージェント」を指します。
例えば、「IT業界に特化したもの」や「第二新卒に特化したもの」が挙げられます。
業界特化型は「業界に精通した転職サポートが受けられること」が魅力です。
大手総合型であれば、幅広い業界をカバーしているので、1つの業界の知識を深めることは難しいです。
しかし、業界特化型であれば、1つの業界に特化して知識を深めることができるので、質の高いサポートが実現できます。
個人型転職エージェント
個人型転職エージェントとは、小規模・個人で転職サポートを提供している転職エージェントを指します。
親身になって転職サポートをしてくれたり、企業との繋がりが強いことが特徴です。
一人の社員が企業担当とキャリアアドバイザーを並行しているため、企業の裏話などを共有してくれます。
唯一デメリットとしては、求人数が極端に少ないことです。
転職エージェントを利用すべき人の特徴
転職エージェントを利用すべき人の特徴について紹介します。
- 自己分析や転職の軸を相談したい
- 履歴書作成や企業面接が不安である
- 未経験での転職を希望している
- 在職中に転職活動をしたい
利用すべき人①:自己分析やキャリアプランについて相談したい
転職活動で一番時間のかかる作業が、「自己分析」と「キャリアプランを考えること」だと思います。
「正直、自分1人で考えるのはつらい・・・」と悩んでいるのであれば、転職エージェントに相談することが一番です。
自己分析を1人で考えることで、主観が入ってしまう恐れがあります。また、キャリアプランは転職のプロと一緒に考えた方が、良いプランが出やすいです。
利用すべき人②:履歴書作成や企業面接が不安である
履歴書作成や企業面接に不安を感じる人も転職エージェントを利用した方が良いでしょう。
転職エージェントの担当者は、数百件以上の転職サポートを行なっているため、「通過しやすい履歴書の書き方」や「正しい面接の受け答え方」などを熟知しています。
独自の方法で転職活動をして失敗するくらいなら、転職エージェントに協力してもらった方が良いです。
利用すべき人③:未経験での転職を希望している
未経験での転職を希望している場合も、転職エージェントを利用した方が良いでしょう。
なぜなら、未経験業界についての知識が浅いため、業界研究・企業研究に時間を取られてしまうからです。
転職エージェントに相談することで、「業界の動向」や「企業の裏話」を共有してもらうことができるので、大きな時間短縮になります。
利用すべき人④:在職中に転職活動をしたい
在職中に転職活動を行う場合、忙しすぎて時間がとれない人が多いでしょう。
しかし、転職エージェントを利用することで、以下のサポートを受けることができます。
・キャリア面談
・書類添削や面接対策
・求人紹介
・スケジュール調整
・給与交渉
転職エージェントを利用しなくても良い人の特徴
逆に、転職エージェントを利用しなくても良い人の特徴を紹介します。
- 興味のある企業が求人掲載されていない
- 転職回数が多い
- それなりに人脈を持っている
また、転職回数が多い方は、転職に慣れているため、自力で転職活動を行なっても良いでしょう。もちろん、転職回数が多くても、転職活動が不安な方は利用しても問題ありません。
そして、それなりに人脈を持っていて、リファラル採用が望める場合は、転職エージェントを利用する必要はありません。リファラル採用の方が、内情を知っているので、転職後の失敗を回避しやすいです。
以上のことが当てはまっている方は、無理して転職エージェントに登録する必要はないです。
正しい転職エージェントの選び方
最後に正しい転職エージェントの選び方について解説していきます。
- 複数の転職エージェントに登録する
- 2種類の転職エージェントを使い分ける
それぞれ説明します。
選び方①:複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントに登録する数は、3〜5社がオススメです。
なぜなら、多すぎても管理が面倒になり、少なすぎても選択肢が狭まるからです。
3〜5社の根拠として、「リクナビNEXT」のアンケートによると、転職成功者は全体と比べて、エージェント登録数が多いことがわかっています。
転職エージェント登録数 | |
転職成功者 | 平均4.2社 |
全体平均 | 平均2.1社 |
そのため、登録する数は、「3〜5社」が妥当だと言えるでしょう。
選び方②:2種類の転職エージェントを使い分ける
先ほども説明しましたが、転職エージェントには、「大手総合型」と「業界特化型」が分かれています。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
【業界特化型】:転職エージェントが業界に精通しているので、転職アドバイスをもらうために活用する。
転職に成功するためには、良い担当者に出会うこと
ここまで、「転職エージェントのメリット・デメリット」や「転職エージェントの選び方」などを説明してきました。
しかし、転職エージェントを利用する上で一番重要なことは、良い担当者に出会うことだと思います。
「3ヶ月〜6ヶ月」の間、担当者と二人三脚で転職活動を行います。担当者と仲が悪いと、足の引っ張り合いになってしまい、転職も成功しません。
お互いを尊重しあえる担当者に合うことで、有利に転職活動ができることを覚えておいてください。
転職エージェント4選
最後に、転職エージェントを4つ紹介します。
・『リクルートエージェント』:業界No.1の求人数
【公式】https://www.r-agent.com
・『doda』:転職者満足度No.1
【公式】https://doda.jp
・『パソナキャリア』:幅広い年代におすすめ
【公式】https://www.pasonacareer.jp
・『マイナビエージェント』:第二新卒や20代向け
【公式】https://tenshoku.mynavi.jp
転職エージェントの特徴や選ぶときのポイントが知りたい方は、以下の記事に記載しています。
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